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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂【花一匁】 ( No.23 )
- 日時: 2011/05/22 12:12
- 名前: 星兎 (ID: u3k5ctnm)
- 参照: 世の中アホばっか 笑っちゃうよね
更新だーい!
第壱訓 この世は弱肉強食
「ハア、ハア・・・」
檻から逃げ出した私。後ろからは物凄いスピードで春雨の幹部の奴等が追ってくる。
もう体力も少ない。このまま捕まって殺された方が身の為かもしれない。
けれど生き残るって決めたんだ。もう鳳凰族は私1人しかいないから・・・。
「そんなっ・・・!」
走り続けて前を見ていなかったからいつの間にか行き止まりに来ていた。
後ろからはニコニコと不気味に笑う春雨の幹部の1人。
「ほら、逃げても無駄だったろ?」
「くそっ!」
「大丈夫だよ、すぐあの世に逝けるからさ。そんな痛いもんじゃないんだよ?」
奴が持っていた傘が私の顔の目の前にあった。
その時私の目の色がオレンジ色に変わる事が分かった。もうこの少ない体力を振り絞って逃げる事しか出来ない。
「あ、目の色が変わった!凄いね、自分の好きな色に変える事って出来るの?」
「さぁな、それじゃあ私はここでおさらばだ。」
私の体の周りが金色に輝く。そして数秒したら消えた。テレポーテーションにも似ているな。
「あらら逃げちゃった。」
ふっ、っと笑い神威は彼女の顔を思い浮かべていた。
「阿伏兎、逃がしちゃった。」
「おいおい、どうすんだよ団長。」
「大丈夫だよ、彼女はそんな遠くに居ないよ。あんな体力じゃ近くしか動けないよ。」
不気味な風が神威の三つ編を揺らす。
そして空に輝く月が真っ赤な血のように紅に染まっているような気がした。
1話終わり
うはー適当だな、おい
テレポーテーションとはww
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