二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 絵描き世界の短編集(星のカービィ) ( No.159 )
日時: 2011/08/13 20:58
名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: RXugjDaQ)

「でさ、ドロッチェが、俺にトリプルスター投げてきて…」

「痛そう…」

「実際どうなのだろうか?私はこっちでは痛みとか感じないからな。」

「精霊って凄い…」

「話が脱線してねぇか??」


夢の泉、普段はナイトメア、リメア、ガメレオアームしか居ないが、
稀にダークゼロとワープスターが来るのだ。
2人は、リメアと上手く接しているため、3人でよく、何故かお酒を飲む。
因みに、基本話すのはダークゼロで、ドロッチェにどうしたら好かれるか〜とか、今日は殴られた〜とか愚痴ったりもしてる。


「何か良い方法とか無いのかな〜ってかさ、何で嫌われてるんだろ?」

「それに関しては明確だ、一度取り憑いたから警戒しているのだ。」

「やっっぱそれか〜…」

「あえて言うならな、お前のストーカもどきの行動も、嫌われる理由なのかもしれんぞ。」

「…でも、そんな風に思われてる、ドロッチェさんは幸せだよね…」


リメアはふと上を見ながら呟いた。
すると、ワープスターは、お酒が入ったグラスを見ながら言った…


「そうだな…時々思うのだがな、私が普段住んでいる精霊界にはな、思いが集まって生まれた奴が居るんだ、そういう奴らを見ると、もしかしたら、お前の思いから生まれた奴も居るんじゃ無いかって思うんだよ。」

「ふ〜ん…まぁ、それだけ思いが強いって事で!!!」

「そうだよね!」


ダークゼロは、目を細めて笑うと、改まったように2人を見た。


「関係性が無いけど、ワープスターもリメアも、好きな奴って居ないのか?」

「僕は…まだよく分かんない…」

「私は、居たがとうの昔に死んだ。」

「そうか…」


重い空気になってしまった…
それを察したのか、ワープスターは弁解するように2人に言った。


「でも、告白したが振られたし、単なる片思いだった、そう気にしなくてもいい。」

「なんていう人だったの?」

「…聞くか?」

「リメア、取り敢えず止めとけ。」

「うん。」

「じゃ、もっと飲みますかぁ〜!!」


テンションを上げるため、ダークゼロは明るく言った。


因みに、次の日の昼になって、3人ともガメレオに起こされたのはまた別の話…


49、相談事?