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「あぁ・・・お疲れ様です・・・ゼロ様・・・」
「どうした？セイク、元気がないぞ？」
「頭が痛いんです、寝れば治ると思うんですけど・・・」
「そうか・・・！？ってあいつ・・・ま、いいか」

ゼロ様がそう言う頃には、セイクは声が聞こえないぐらい離れていた。


そして、部屋。

「あー・・・寝よう・・・」


















「！！はっ今何時だ！？・・・昼の１２時・・・１日過ぎてるぅぅぅ！？」
「取りあえず、メールの確認を！！」


『２０件』


「！！？？」


『１件目：私メリーさん今ファイナルスターの前にいるの』

（えぇぇぇぇぇぇ！？なんで！？俺なんか悪い事しましたか！？）

『２件目：私メリーさん今貴方の部屋の前にいるの』

（やべぇ！？確実にやべぇ！！）

『３件目：私メリーさん今貴方の後ろにいるの』

『４件目：あの、もしもし〜？いるんですけど・・・』

『５件目：もしも〜し！こっち向きなさいよ！』

『６件目：この子寝てるのか・・・もうちょっと待ってよ。』

『７件目：もう朝よ！？どれだけ寝てるの！？』

『８件目：寝返り打たないのかしら？こっち向いたら終わるのに』

『９件目：何で寝返り打たないのぉぉぉ！？』

『１０件目：まさかこの子、寝返り１度も打たないの！？』

『１１件目：速くぅ〜こっち向きなさい！！』

『１２件目：あぁ、もぉ〜！！！』

『１３件目：あぁ、誰も気付いてくれないな・・・』

『１４件目：べ、別に、寂しいわけじゃないんだからね！？』

『１５件目：帰りたいなぁ・・・』

『１６件目：速くこっち向いてください・・・』

『１７件目：グスン・・・』

『１８件目：・・・』

『１９件目：もうやだ・・・』

『２０件目：うわぁぁぁぁぁん！！』




「え、えぇぇぇぇぇぇぇ・・・・」


一方そのころゼロ様。

「そうか、メリーさんも大変なんだな。」
《うん》


６、メールの着信２０件　ＥＮＤ