二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 絵描き世界の短編集(星のカービィ) ( No.34 )
日時: 2011/05/18 19:58
名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: Z7zUYNgK)

「マルク〜ン!!!」

「!!は、離れろグリル!!」

「もぉ、照れてるんだね!!さぁ照れずに僕ちんのお嫁さんに!!」

「僕は男だぁぁぁぁぁ!!!」


今日は、マルクとグリルが追いかけっこ(?)をしている・・・


「もぉ、しつこいのサ!!!」

「マル君が良いと言ってくれるまで僕ちんは諦めないもん♪」

「五月蠅い!とっとと諦めろ!!!」

「諦めない!つっかまえたぁ〜!」

「ぐっ・・・離れろぉぉぉぉ!殴るぞ!このやろぉぉ!!!」






「あら、何してるのマルク。」

そこに現れたのは散歩の途中にマルクを見かけたドロシアだった。

「!ドロシア!!ちょうど良いところに!!こいつを何とかして引きはがしてほしいのサ!!」

「あら、かわいい子ね」

「えへへー♪」

と、ドロシアはふつーにグリルを持ち上げ、マルクに対し予想外の一言を放った。

「でも、女の子なんだから優しくしなきゃダメよ、マルク。」

「え。」

「あちゃー、ばれちゃってた??」

「ふふふ・・・僕って言っていてもだいたい分かるわよ。」

「でもでもでもっ!!!今までそんなこと言ってなかったのサ!!しかも僕に対してお嫁さんとか!!!」

「んー、僕ちんは男と思われてたかったから、だから、男っぽくお嫁さんになってください♪」

「嫌だあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

その日から、マルクはグリルを撒きづらくなった。


10、グリルの秘密 END