二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 日常という名の非日常。 →イナズマイレブン← ( No.2 )
日時: 2011/05/15 22:32
名前: たここ。 ◆lWYtn5MZ2k (ID: /aM8oOne)

早くギャグに入りたいのでズバズバ飛ばしていくぜ☆←


季節は…世宇子戦前?←
 

 まぁ、その辺。雷門が戦うことになった相手は…




    ■No.01/忙しいキャプテン■


ジリリリリリリリ…

 
  水聖「んー…」


 目覚ましの音が響く。

バフッと枕にうもれて、鳴り止むのを待つ。



 リン…


鳴り終わると、不思議と眠気がさめて顔を出す。

 時計の針は……8時30分…



は・ち・じ・さ・ん・じ・っ・ぷ・ん?



水聖「って嘘!? 今日、雷門と試合の日だ!!」


 謎の遅刻。

慌てて用意を…するわけないだろ!
どうせ遅刻なんだからゆっくり…


 バンッ!


??「水聖!今日は雷門と試合じゃん! 早く用意してよねッ!!」

水聖「実梨ッ…;」


実梨。一応、お姉ちゃん。
うん、すごく一応。

…まぁ、朝御飯のパンくわえ、たったた雷門中へ。
どこぞの少女漫画世界か? ここは。


⇔雷門中/グラウンド⇔

水聖「すいません、遅れましたッ!!」

??「水聖遅いぞ。あんたキャプテンじゃん!」

水聖「ごめんって、里宇。」


米井里宇(yonei riu)。
花園サッカー部の女の子。
部員を全員紹介したい所だけど、生憎試合に遅れてきてるから、
すぐ試合しないとダメだし、また今度な!


里宇「じゃ、今日もカッコイイ所見せてね、水聖君♪」

水聖「うん、分かったから髪の毛触んな。」


***

ピーッ!!


  試合終了の笛。

 試合結果は…3:3…引き分け、か。
 さすが雷門中。やっぱり強いな…。

水聖「なぁ、お前がキャプテンか?」


 オレンジ色のバンダナをつけた子に話しかける。
 腕にあれつけてるから多分キャプテンだ。


円堂「ん? 花園中の…」

水聖「氷野水聖! よろしくな!」

円堂「俺は円堂守! 試合、楽しかったぜ!」


 ギュッと握手をする。
こういうフレンドリーな人がキャプテンだから、
雷門は成長していくんだろうな…。

僕なんてズバズバ言い過ぎちゃうから…。


水聖「僕、また強くなるから…その時は、またサッカーしような!」

円堂「おっ、負けないぜ!」


 楽しいな、こういうの。
 だからサッカーってやめられない!

たとえ楽しくなくても…あいつのために、最強のサッカー選手に
絶対なるんだ!



 実梨「水聖…帰るって…。」

円堂「そういや、あれ誰だ?」

水聖「姉の実梨だ。一応、マネージャだから! 
    それじゃ、バイバイ! 守!」



そう言って手をふると、守も笑って返してくれた。


—————数週間後…

水聖「休憩の時間だぞー!」

  
全員「はーい!」


***

水聖「最近、世宇子中がなんかやらかしたって噂を聞くけど…。」

里宇「あぁ、帝国を10−0で負かしたって事じゃない?」

水聖「はぁ!? あの帝国が!?」

里宇「うん。病院送りだったらしいよ。」


 ありえない…。
あの帝国が? 世宇子中…。


水聖「そ、そんなのうちの学校に来たら…」

里宇「来るわけないじゃーん!私達別に有名じゃないでしょ?」


 ケラケラ笑いながら、手を振って全力否定する里宇。

たしかに、花園中のサッカー部は、強いって言われてても有名ではない。
けど…


 そんな話をされたら、胸騒ぎがしてきた。




水聖「飲みもんかって来る。」

里宇「いってらっしゃーい!」


  
 門を開けて、ボールを蹴りながら…え?

何ボールもって出てきてるんだ僕…。
まぁ、行き帰りにボール蹴りながら行こうかな。


 監督と皆待たせたら悪いし、早く行こっ!


***

水聖「自販自販ー…あった!」


 アク○リでいいか。
ってあれ? だれかいる…。


綺麗な長いブロンド…。
女の人…か?


 コンッ


おっと、見惚れててボールおっこちた;


 ??「君の?」

水聖「あ、あぁ、すいません。」


 
さっきの人が、ボールを拾ってくれたみたい。

笑顔がなんとも麗しい…。


??「サッカー部…だよね?」


 小さく頷く。
なんかもう…よくわからないけど、声が出ない。


??「へぇ…君のサッカー部、いつか僕が潰しちゃうかもしれないね。」

水聖「っ!?」


 吃驚して思わず後ずさりする。

“帝国を10−0で負かしたって事じゃない?”

まさかな。…この人が世宇子中の人なわけがない…。


 たとえ、そうだとしても…。



水聖「そんなの絶対にさせないからな!!」


 
 怒鳴ってその場から走り去った。



こんな事いっといて…


 僕は、怖いだけかもしれない。




■NEXT■


照美「僕悪役かい?」

いや、あの、ねぇ?
ほら、昨日の敵は今日の友っていうじゃない?ね?

水聖「…さっさと進めろ。」


はい、もうしわけございません、水聖様(スライディング土下座