二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 日常という名の非日常。 →イナズマイレブン← ( No.5 )
日時: 2011/05/18 17:43
名前: たここ。 ◆lWYtn5MZ2k (ID: /aM8oOne)


   ■No.04/人権働け。■


瞳子監督(?)に呼ばれたのは、
旅館の個室。

僕、円堂、風丸君、吹雪君が呼ばれている。


 水聖「あの、こんな大物ぞろいの場に僕がいていいんですか…?」


やばい、威圧感的な何か泣きそう。



瞳子「…円堂君と氷野さん以外は知らないと思うけど、実はさっき、
   鬼道君が熱を出したの。」



  監督、スルースキルぱねぇっす。



瞳子「…これで、だいたい察してくれたかしら? 氷野さん。」

水聖「? つまりどういう事ですか?」


瞳子「…あなたに、鬼道君が復活するまでかわりをしてほしいの。」


水聖「…はい? ちょ、ちょっとまってくださいよ!
   僕、その間雷門イレブンに入るって事ですか!?」

瞳子「えぇ、そうよ。後は貴方達で話しあって。」


 ガタンッと扉が閉まる。


ちょちょちょ、ちょっと待てよ!?
え・・・えぇぇええええ!?;


風丸「そういう事だ。…氷野、いいか?」

水聖「無理無理。無理に決まってるだろ。
   僕に鬼道さんの変わり務まるわけないから。」


吹雪「って事だから、みんな水聖ちゃんと仲良くしないとね。」

水聖「え、それどういう意味!?」

吹雪「入ってくれるんでしょ?」

 水聖「一言も言ってねーから!!;」



風丸「花園中がどれだけ強くなったか、楽しみだな。」

円堂「あぁ!」



水聖「あのー、僕に拒否権的なものは…」


3人「ない。」


  笑顔でバッサリ言われた!
なんなの!? 監督に従順か!?それとも僕に大恥かかせたいのか!?


 なんだ、このサッカー界には人権なんてものないのか!?


***

水聖「と、いうわけでなんか入る事になったから…
   しばらく会えないね、すまん。」


 花園中サッカー部にペコリと謝る。
あぁ、そんな涙ぐんだ目で見てくれるなんてなんて優しいんだ!


里宇「え、嘘…水聖、雷門行っちゃうの?」

水聖「鬼道さんの体調が良くなるまでだよ。心配すんな。」


里宇「そ、そんな事いって雷門に入れられちゃうんじゃッ…!!」

水聖「あのなー…雷門はそんな悪役みたいな事しないから大丈夫だって。」


 里宇がなにやらもじもじとしている。
もじもじ…というか、何か言い訳考える時に、よくする癖だ。


里宇「水聖、絶対もどってきてね!」

水聖「おう!」

里宇「私、水聖の事、大好きだから…ずっと待ってる!」


何気に告白みたいな事言ったぞ、こいつ。

 まぁ…体調はすぐよくなるだろう。


***

水聖「えー、よろしくおねがいします。」


 今度は雷門にペコリ。
緊張して足ががくがくする。


 とにかく、明日は他中とサッカー。


みんなの迷惑にならないようにしないとな…。




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