二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ナビ・ルナ&ムスビ ( No.131 )
日時: 2011/08/03 20:48
名前: ルルにゃん ◆8/MtyDeTiY (ID: frNsUPKP)

第3章 懐かしいヒト
「えぇ!?いつみちゃん、ホントかしら?」
 スネリさんが聞く。
「ホントです、ムスビ?」
『いっちゃんと、考えてることはおんなじでねぇですか?』
 うん。そうだよ。ムスビと、考えてること、おんなじ。
「それは、今は亡き、巫女だったうちのおばあちゃんのうちの近所とか、何かあるかもしれません…!」
「じゃあ、いますぐいこう。今日のうちに!!」
 莉々がせっかちそうに立ち上がる。
「ああ、おいらも賛成だ。」
 もっけさんも。
「無理です。沖縄なので、行くのに半日かかります。きちんとウチは許可を取らないと。お母さんがコワいから。」
「そう。それなら、明日にしましょう。ただし、半日もかけずにいけると思うわ。」
「もっけ、落ちたけど、飛べそう?」
「おいらをなめるなよぅ。」

 ということで、あした、わたしたちは、沖縄に日帰り旅行することになった。しかも、大きくなるふくろうに乗って。
 ムスビは、「帰る」っていうのかな、もしかしたら。
 お母さんには案外すぐに許可をもらえた。玉ちゃん、莉々の親も混ぜて話したからだろう。よかった。
 明日には、旅立てる。わたしは、まだよくルナちゃんのことを知らないし、知るいい機会になるだろうな。
 そう思っているうち、寝てしまった。