二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 第百十九話 最後の戦い、イビル七将軍 ( No.294 )
日時: 2012/11/18 19:28
名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: Dj5QpmsJ)

七将軍とジムリーダーたちはそれぞれ分断され、1対1の戦いとなる。


「俺様の相手は…例のフシギバナ使いか」
イビル七将軍最強の男、リゲル。
対するは、ザントがいない今ジムリーダー内で最強のアサツキ。
「やってやるか。出て来い、プラネム」
「フシギバナだけじゃないからね。出ておいで、アルデッパ!」
プラネムにアルデッパと、奇形なポケモン同士のバトルとなる。
「アルデッパ…俺様のポケモンは総じて水タイプに弱いから…」
「なら好都合! アルデッパ、パワーウィップ!」
アルデッパは蔓を振るい、思い切りプラネムに叩きつける。
だが。
「プラネム、大爆発」
リゲルはいきなり勝負に出る。
プラネムの目がカッと光り、大爆発を起こす。
開始わずかで、二体が早くも倒れてしまう。
「いきなりとはね…アルデッパ、休んでてね」
少し驚くが、アサツキはアルデッパを戻す。
対して、リゲルは満足そうな笑みを浮かべ、プラネムを戻した。


「む、貴様は」
「…心の館以来だな」
シャウラと対峙するは、タイメイジムリーダーのシナイ。
「出て来い、チェキラス」
「さあ行け、カモナイツ!」
シャウラの一番手はチェキラス、シナイの一番手はカモナイツ。
「カモナイツ、リーフブレード!」
カモナイツはクキを交差させ、チェキラスへ切りかかる。
「チェキラス、サイコキネシス」
しかしチェキラスは強い念力で強引にカモナイツを止め、壁に叩き付ける。
「ならばカモナイツ、ブレイブバード!」
今度はカモナイツは青い光をまとい突貫する。
「むー、チェキラス、サイコキネシス」
再びチェキラスは念力を放つが、念力のみでは突貫を止められず、カモナイツの一撃が直撃する。


「誰だお前?」
「それはうちの台詞ですが」
カペラの相手はタマナ。初対面。
「まあいい。出て来やがれ、マッギョ!」
「お願いします、ユキタテハ!」
カペラはマッギョ、タマナはユキタテハを繰り出す。
「マッギョ、十万ボルト!」
マッギョは笑い顔になり、強い電撃を撃ち出す。
「ユキタテハ、蝶の舞!」
ユキタテハは十万ボルトをひらりと避け、美しい舞を舞って能力を上げる。
「厄介な技だ…マッギョ、ヘドロ爆弾!」
今度はマッギョはヘドロの塊を無数に投げつける。
「かわしてアクアボルトです!」
ユキタテハはヘドロを華麗にかわし、電気の流れる水を浴びせかけるが、
「マッギョ、濁流!」
マッギョはどこからか濁った水を呼び起こし、アクアボルトを押し流し、ユキタテハをも巻き込む。


「ねえ巫女のお姉さん、悪いんだけどここで負けて帰ってくれない?」
「あら。お姉さんなんて、そんなに若く見える?」
メイサの挑発を軽く受け流すヤシロ。
「帰らないなら帰らせるだけよ。ご指名よ、アリンセス」
「オオイナリ、お願い」
年が二倍も離れている二人の戦い。
「アリンセス、十万ボルト」
アリンセスは強い電撃を放つが、
「オオイナリ、火炎放射」
オオイナリは電撃に動じず、灼熱の炎を噴き出す。
「くっ、アリンセス、かわしてバグノイズ!」
アリンセスは素早く後退し、間一髪で炎を避け、
「アリンセス、バグノイズ」
すぐさま反撃に出る。狂ったような雑音でオオイナリの動きを止め、
「サイコカッター」
オオイナリに素早く近づき、念力の刃でオオイナリを切り裂き、素早く退く。
だが、
「チャンスよ。オオイナリ、サイコキネシス」
オオイナリはすぐに体勢を戻し、念力でアリンセスを操り、オオイナリの近くへ引き寄せる。
「火炎放射」
そして、この至近距離でアリンセスに灼熱の炎を浴びせかける。


「貴様、あの時の」
「ラビリンで会いましたね」
アンタレス相手に、ユウは冷静に立ち向かう。
「ほら出て来いよ、ドゴン!」
「頼みます、スターミー!」
アンタレスのポケモンはドゴン、ユウのポケモンはスターミー。
「ドゴン、襲撃!」
「スターミー、高速スピン!」
ドゴンは一瞬でスターミーに接近するが、スターミーは超高速で体を回転させ、ドゴンを弾き飛ばす。
「続けて放電!」
すかさずスターミーは周囲に放電し、ドゴンにも電撃が命中する。
「ドゴン、負けんな! インファイト!」
ドゴンはカッと目を見開き、スターミーに怒涛の連続攻撃を浴びせ、最後に嘴の一撃で吹っ飛ばす。
「よっしゃ、ブレイブバードだ!」
さらにドゴンは光を身にまとい、突貫する。
「スターミー、冷凍ビーム!」
スターミーは体勢を崩しながらも冷気の光線を発射するが、ドゴンは冷凍ビームなど気にせず突貫し、スターミーに正面から激突する。


「フローズンではすまんかったな、怪我させてしもうて」
「謝って済むものじゃなかったんだけどね」
クルサと対峙するシオン。
「行くで。モグルトン、見参!」
「負けないわ。鉄壁の装甲、パルシェン!」
クルサのモグルトンに対し、シオンはパルシェンを出す。
「モグルトン、ドリルライナー!」
モグルトンは鼻のドリルを回転させ、パルシェンを狙う。
しかし、パルシェンは殻を閉じ、ドリルライナーを完全ガード。
ドリルですら穴を開けることが出来ない。
「なら特殊技や。モグルトン、ラスターカノン!」
モグルトンは鋼エネルギーの砲撃を放つが、やはりパルシェンには何の影響もない。
「くっ…何やその殻。そいつならあん時のフリーザー倒せたんちゃうか」
「絶対零度で無理でしょ。さあ、今度はこっちからよ。パルシェン、スプラッシュ!」
パルシェンは殻を閉じたまま、水しぶきを上げながら突進し、モグルトンを吹っ飛ばす。


「フフフ、また貴様か」
「ダイセツ山では世話になったね」
七将軍リーダーと戦うのは、以前トゥレイスを下したこともあるスミレだ。
「ヒカリゴケ、バトルスタート!」
「出でよ、怨みの霊、ワラガシラ!」
お互いに電気タイプを持つポケモンの戦いだ。
「ヒカリゴケ、アシッドボム!」
ヒカリゴケは酸を含んだ爆弾を投げつける。
「ワラガシラ、炎のパンチ!」
爆弾を喰らうが、ワラガシラは怯まずヒカリゴケに近づき、炎を灯した拳で殴りかかる。
「ヒカリゴケ、回避!」
「させない! ワラガシラ、冷凍パンチ! 」
ヒカリゴケは横に逸れ、炎のパンチを避けるが、ワラガシラはそれを見越し、冷気をまとった拳で今度こそヒカリゴケを殴り飛ばす。
「ふん、ヒカリゴケ、アシッドボム!」
ヒカリゴケも負けてはいない。再び酸の爆弾をワラガシラに投げつける。
「ヒカリゴケ、フラッシュ!」
そしてヒカリゴケは体中から光を発してワラガシラの視界を封じ、
「エナジーボール!」
自然の力を集めた弾を放ち、ワラガシラを吹っ飛ばす。



ジムリーダー対イビル七将軍です。やたら本編が長いのであとがきはこれで終わります。あ、あと、小説大会の投票、是非お願いします。それでは、次回もお楽しみに!