二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: Epilogue ( No.394 )
日時: 2016/06/28 14:11
名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: 6/orvAdG)

——パスワードを入力してください。

——パスワードの認証を完了いたしました。
——1通のメッセージが届いています。


【お帰りなさいませ。お待ちしておりました。
 『P.o.A』の現状を報告いたします。

 現在、『P.o.A』遂行のための情報収集は、順調に進んでおります。
 先日、私の部下が、ホウエン地方に潜入。
 そこで得た情報を解析したところ、この地は土地条件的には例のものを動かすための必要基準を十分に満たしておりました。

 問題なのは、こちらの地で、あの巨大な『遺跡』を模したものを作らなければならないということです。
 そちらの作業が非常に難航しており、それにはあと一年程の時間がかかってしまうものと思われます。
 また、例のものを動かすための『道具』については、調査を進めております。
 この地に『道具』として使えるものがあることは確認済みですが、その場所、そしてそれが何かということが、依然はっきりしておりません。

 ところで、並行計画『P.o.G』の今後についてですが、考慮する必要はないでしょう。
 遂行における致命的欠陥が見つかってしまった以上、『P.o.G』を続ける意味は無いと判断します。

 なお、戦力の補充、及びその状態は極めて良好。
 七人の『天将』は現在私を含め五人。
 この調子で戦力確保が進めば、七人集まるのは時間の問題かと。

 このメッセージが第三者に見られる可能性もありますから、私の名及び具体的な計画名称は伏せておきましょう。私が誰かはお分かりでしょうから。
 それ故、このメッセージは閉じられると同時に削除されます。
 それでは、貴方様が少しでも早くこちらへいらっしゃることを期待しつつ、現状報告とさせていただきます。】


——メッセージを消去しています。
——メッセージが消去されました。