PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 。新撰組である。 『銀魂』 ( No.11 )
- 日時: 2011/07/17 11:58
- 名前: 夢歩 ◆yMG3X1rwXk (ID: EvDiaIOH)
「先輩のお通りだ、」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜W沖田のお通りでぃ(後半)〜〜〜〜〜〜〜〜〜
屯所を抜け出した二人はそのまま甘味党へと向かい、のんきにくつろいでいた。
「すみませんねぃ。」
コーラの入ったコップを傾け遊びながらいう総悟に総司は薄く笑い、気にしないで、と返す
「第一、俺一人じゃどこにも行けないんだし。」
苦笑ともいえない笑みで総司は自分の頼んだコーラに口をつける
総悟は総司を見ながら少し考えるようにあごに手を当て、やがて総司に問う。
「総司っていくつなんです…?」
総悟がやけに真剣な目で聞くため総司は思わず噴出しそうになるのを押さえながら答える。
「俺は19歳だよ…?」
答えた後は面白そうにクスクス笑いながら総悟の返事を待った。
「…なんでぃ、年上じゃねぇか………」
総悟はいじけたようにつぶやきコーラに口つける。
そんな総悟を面白そうに眺めた後、総司は再び口を開く。
「でも…総悟の方が先に入ったから先輩だね。」
微笑み総悟を見つめる総司に、総悟はキョトンとした様子を見せた後笑い出した。
そしてやっと落ち着くとキョトンとした総司をよそに憎たらしい笑みを見せながらいった
「よぉくわかってるじゃねぇか。」
その後二人は他愛もない話をし、店を出た。
総司は思いついたように笑い小さい声でつぶやいた。
「先輩のお通りだ、」
それを聞いた総悟は満足したように微笑み、吹っ切れるように叫んだ。
「総司兄貴のおとおりでぃ!!!」
二人が屯所に帰った後、W土方という鬼に怒られるのは言わずとも知れたこと…
PR