二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 参照500突破記念特別頁。ⅴ ( No.100 )
- 日時: 2011/12/11 20:33
- 名前: 蓮華 (ID: hoeZ6M68)
- 参照: アリスパロだよ、もしかしたら二、三話続くかも!!
「きゃははっ、面白いねェ、アリス。」
「ロード・・・ッ、お前を、倒すっ!!!」
そしてユウとけっこ・・・ハッ!!!
いけないいけない、妄想に浸かってしまうところだった。
このまま浸かっても良かったんだけど今はバトル中、一瞬の油断さえも許されない。
「それっ!!」
「う、わっ。」
飛んできた物を反射的に避けてみたら、素晴らしい輝きを放たれるナイフでした〜、ってやばいじゃないか!!!
カカカカカッ、と刺さるナイフ達。見事な横一直線。
小柄故、何処から飛んでくるか読めない。注意力と集中力が一気に上がる。
ヒュン、と風切る音がしたから居た場所から退くと、再び突き刺さったナイフ。
しかし、それだけではなかった。
「・・・ッ!!」
切れた肌と、ポタポタ垂れる、赤。
ソレを血だと理解するに一秒も要らなかった。
「っ、アリス!!」
「あ、ユウが名前呼んでくれた。」
やはり、ユウはクーデレ属性・・・か・・・。
そんな事を思いつつ、膝に力を入れ立ち上がる。
ポタタッ、と落ちた血を眺めつつ「わぁ軽症!!」だとか言って和らげてみる。いや和らがないけど。
まぁ動かせない事は無い、し?
「・・・おい、大丈夫か。」
「大丈夫だ問題ない。」
「出た。」
何が出たのかは知らないが←、とりあえず刀を持ち直す。
「私は・・・ッ、この世界を護る為にっ・・・!!!」
しかし、妖刀は輝きも何もしない。むしろ周りの目が何かイタイ。
あれ、RPGとかじゃ此処でビカーッと輝くべきなんだが、私が「な・・・ッ!!?」とか言うべきだと思うんだが。
やはり現実とは違うのか・・・哀しきかな現実。
「ボクはまだこの世界を支配するんだからねェ・・・キミを殺さなきゃいけないか。」
「フフフ・・・私はユウと結婚するという野b・・・望みを叶えるまで死んでも死なないわ、ゾンビとして蘇って来てやるわ。」
「それはもう童話どころじゃねーさ。」
「だから今貴女を倒すわ、ロード。」
斬りかかる。
床を蹴って、舞う様に。
向けた刃先は撥ね返されたけど、その勢いで回転しもう一度斬りかかる。
目が回って気持ち悪かったけど、とにかく斬りかかった。
ニヤ・・・と笑ったロードがとても愉快そうだった。
飛んでくるナイフをかわし、兵士共も斬り倒し、ロードへ刃先を再び向けた。
ず・・・と肉を裂く感触がしてとても不快で。
血を滴らせる少女はそれでも笑っていた。
「ボクはまた、帰ってくるよぉ・・・。」
ザラリと砂のように消え去って。
「「うわぁっっ!!?」」
「うわぁっっ!!?」
砂の中から現れたのは、二人の少年。
白髪の落ち着き払った優しげな少年と、漆黒の髪を一括りにした綺麗な少年。
後ろからユウの不機嫌オーラを感じたのはまぁ別にして。(だって元からだし)
・・・何故ラビが漆黒少年に抱き付いている?
アレか、友情ハグか。
もしくはコイツそういう趣味なのか。
ドン引きな目で見ていたら、ラビが離れて弁解した。
「コイツ、女の子な?」
「・・・あ、そうなんだ。」
「は、初めまして。アオイ・ウォーカー・・・いえ、アヴァドニアです。」
「ん?何か事情あり?」
「・・・何処から話せばよいやら・・・・・・、」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「そんなワケが。」
「・・・えぇ、まぁ・・・。」
「で、アオイは彼とどんな関係?」
「っか、関係だなんて・・・!!」
アレンを指差しつつアオイに問い掛けてみると、ブンブンと手を振って否定された。
あ、何か白髪の彼ピクリって動いた・・・んじゃないユウに蹴られてる。
「あ、ユウ!!」
「アレ、お知り合い?」
「はい、帽子を作って頂きました。」
そう説明しつつ、二人の元へ駆け寄るアオイ。
どうやら二人の仲裁役のようだ。いつの間にか起きていたアレンとユウが火花を散らせつつ喧嘩してる。
そこへ苦笑しつつ仲裁に入っているラビ。お、アオイが加わった。
よし私はユウ側に加わろう。
こんな事が今は日常で、ほのぼのと城で過ごしている。
アレンとユウが喧嘩してー。
私が加わって余計滅茶苦茶にしてー。
そしてアオイとラビが仲裁に入ってー。
ほのぼのとお茶を飲む。
え?あぁ、そうだね言うべき台詞。
「「「「おしまい!!!」」」」
・・・あとがき・・・
まずすいません。
色々ハイペース・・・カッコよく言おうとしただけですグダグダです。
アリスはユウ大好きってことでユウはマッドハッターに。
ラビは・・・そんな大した理由ないね!!皆さんご想像通りです。
アレンは、何か余っ・・・ゲフゲフウェッホン、ロードに閉じ込められてれば良いかなと。
安央衣は男装してるけど女の子らしさがある感じで。
まぁ後はアリスに沿って、ですね。
これ書いてる途中に参照が600突破したってんだからまぁ吃驚。
・・・すいませんが参照700に白雪姫書かせて下さい。
だって本編書けなくなる・・・!!!
さて参照記念を先延ばししてすいませんが、次回からまた主人公の逃亡日誌です。
ぶらり一人旅中のセカンドの逢いたい人とは、
主人公を追うアレンとリナリーは、
そして、主人公は。
まぁどうするか見てくださったら光栄です。