二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 六頁 ただいま ( No.22 )
- 日時: 2011/08/30 18:58
- 名前: 蓮華 (ID: R4l9RSpR)
- 参照: 紳士って最高だよね。
「うわ、大変だね。」
「あぁ、安央衣か。」
同じ字数で会話を交わした俺とリーバー。
ちなみに、俺達は帰ってきたばかり。
コムリンの処分まだ続いてたのか。
ふと、目を凝らすと白い団服の中に黒い団服。
何か一発一発持ってる刀で切っていらっしゃる。
ユウかなぁと思ったけどどうやら女性らしい。
「どうしたの?」
「あ、澪。あの子誰?」
訊ねると、澪は何処からとも無く(ポケットなんだけどね)取り出した林檎を齧った。
「あの子?...あぁ、アリスのこと」
「アリス.....美少女だ!!」
そう言うと俺は思いっきり乗っていた床を蹴ってコムリンの残骸に飛び降りた。
それを見た澪が、あぁまたか、と嘆いた事は俺は知らない。
「初めまして!!」
突然掛けられた声に吃驚してこっちを見るアリス。
......可愛い。
まさにアリスだね!!と言いたい衝撃を堪え、俺は笑顔を保つ。
「俺、小鳥遊 安央衣。君は?」
「私? 私はアリス・クイーン。アリスで良いからね〜」
そう言って可愛い顔でヘニャリと笑った。
うわ、可愛い!!(二度目)
握手を交わすと、アリスが「ねぇ、もしかして貴方...」と何かを言いかけて、黙った。
「ん?」と問えば「何でもない!」と返され、アリスは作業を再開した。
(噂には聞いてたけど、吃驚した)
そして、また刀を振り上げるのだ。
憎い憎いコムイが造り、愛でていたガラクタ(もう鉄の塊だけど!)に一発、
彼女の顔が、返り血に染まった様に見えたのは周りの錯覚だろう。
「リッ、ナッ、リィィ————!!!」
廊下を歩けば前を歩いていたツインテール美少女。
教団のアイドル(いやもう専属になってくれないかな)、リナリー・リー。
ツインテール美少女で言えば、もう一人思い当たるのだが、この世界には関係ない。
後ろから抱きつく。
起きなかったらどうしよう、護れなくて悪ぃ、とかリナリーの寝顔に色々言った。
「大丈夫か?体何とも無いか?」
「ふふ、安央衣ったら。兄さんみたい」
「リナリーそれ傷つく」
あのシスコンコムイと一緒とか!!
あぁなんかめっちゃイライラしてきた、殴りこみだ!!
リナリーを抱き締めていた腕を解き、銃に手を掛け、室長室のドアを蹴り開けた。
「手をあげr........何だその奇怪現象」
「コムリンだyギャァアアアアアアアア!!!!!!!!」
コムイはコムリン新作を作っていたので撃ち落としてやった。
これ以上教団壊して責任どうする気だアホ室長。
すると、コムイが顔をばっとこっちに向けた。
そして人差し指で俺を指すと
「安央衣くん、任務決定」
「......はっ、文句言うとでも思ったか。喜んで行って「ラビと一緒ね」スイマセン、勘弁して下さい」
コムリン壊された恨みは深いらしく、俺は強制的に任務先に行かされた。
「職権乱用だぁ〜〜〜」