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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブンGO!〜雷門と天才少女〜 ( No.7 )
- 日時: 2011/07/26 18:57
- 名前: 悠里 (ID: 8hgpVngW)
第一話
こんにちは?こんばんわ?おはようございます?
あーもういいや。面倒くさい。
今の時間でこんばんわ。(一応)この小説の主人公丸山唯です。
ただいまあのアホインドシュウジに呼び出されて帰る途中。
え?仮にも聖帝を「アホ」つけるなって?
あー、いいんだよ。アホをアホっていって何が悪いことやら。
それより。
あーおなかすいた。今日のご飯なにかな?
個人的な感想としてはカレーがいいんだけど……
「ただいまー」
家のドアを開ける。
「あ、おかえり唯。夕飯のカレーできてるわよー?」
おいおい……マジかよ。
すげぇな私の勘!!
「んー。食べるー。いただきまーす!」
「あ、手洗いなさい!」
そんな私の姉、丸山明美の声もむなしく私はカレーを高速スピードで食べ終えた。
そのあと。
「ねえ、唯……」
深刻そうな顔で明美姉さんが言う。
明美姉さんがこういう顔をするときの話は一つ。
「フィフスセクター?今回は雷門で剣城と一緒にサッカー部監視しろだってさ」
「!!??」
驚いたように明美姉さんが顔を上げる。
「唯……、あなたは向こう側なの?」
毎回決まって言われるこの言葉。
そして私の返答は決まってる。
「だーかーら、どっちでもないって。気分であっちにつくか決める」
そう。私はどちらの味方でもない。
全ては私の感情のままに。
「……そう。今日はもう遅いから寝なさい」
少しうかない顔をして明美姉さんが言う。
うーん……確かに明美姉さんには感謝してるんだけど……
さすがに私の行動までは譲れない!
「うん!おやすみ明美姉さん!」
私はそう言うと、部屋に入る。
さーて、明日は雷門中の入学式か。
さっさと寝よ。
少女は知らない。
明日行く「雷門」が
彼女にとって
どんな存在になるかということを。
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