二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

第2章 新たな仲間、そしてカードゲーム ( No.263 )
日時: 2011/10/19 21:25
名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)
参照: またもや行間・・・しかも白雪姫ww

午前9時を知らせる時計塔の鐘が鳴る。
鳩達が飛び交う羽音も微かに聞こえる。

彼、白雪姫風介はまた何故か目を覚ます。
ゴーーーーン、ゴーーーーンと聞こえる、昔と変わらない鐘の音。
恐らくこの音で目を覚ましたのだろう。

昔は、この音が鳴ると城から脱走して第壱聖堂区の大広場で遊んでいた。
彼は第弐聖堂区の領地を納めていた人間だし、そもそも人前に出る事も余りなかったため、別に騒がれた訳ではなかった。

当時の記憶がグルグルと走馬灯のように蘇る。
あの時は本当に楽しかったのに。
あの時は何をしても良かったのに。

気付けば此処に監禁されていた。
薄暗く、息苦しいこの塔の何処かに。
足枷を付けられて。

どんどん記憶が蘇ってくると、気付けば彼は何かを叫んでいた。
人間の本能としてでは無く、動物の本能として、叫んでいた。



何と言うグダグダさ・・・あぁ恐ろしい・・・