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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第2章 新たな仲間、そしてカードゲーム ( No.320 )
- 日時: 2011/10/24 14:23
- 名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)
瞬間。
赤頭巾真希は目の前の人間の発言が解らなかった。
狼?復讐?そんな事はどうだって良い。
彼女が解らないのは、
何故、自分が赤頭巾も末裔だと知られているのかが解らない。
かつて、祖母に化けた狼が祖母と赤頭巾を食べた。
その狼は、近くを立ち寄った猟師によって殺害された。
そして、赤頭巾とその祖母はハッピーエンド。
そんなに世間は甘く作られている筈が無かった。
その後、猟師に殺害された狼の仲間達は赤頭巾を助けた猟師を襲撃。
その猟師は翌週、小さな箱と化した。
だが、それでも狼達は納得はしなかった。
ついには狼達は赤頭巾の家までも襲撃した。
赤頭巾の母親は襲撃した狼に、涙ぐみながらもお願いした。
自分の娘を食べるなら、母親である自分を食え、と。
狼達はそれに付け加え、とある契約をした。
真「(ま、さか、赤頭巾の血筋の人間に子供が生まれたら産んだ母親を生け贄として食う・・・?)」
そう。
その翌週、赤頭巾の母親は自分の子を守るために人柱となった。
その契約はなんと150年も続いた。
しかし、その契約は水の泡の様に終わった。
昨年、10年前から生け贄を食べていた狼が何者か暗殺されたのだ。
その暗殺者は、
デ「貴様が殺したんだ!我の育ての親を!!そんな奴がのこのこと生きている事を我は許さないッ!!そんな事、許される筈が無いッッ!!!」
真「・・・・ッ!!」
彼女は後悔する事しか出来なかった。
猟という、絶対的な力が無ければただの少女に過ぎない彼女に、なにが言えるのだろうか。
*
gudagudaすぎてヤバい・・・←だから普通に書け
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