二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第2章 新たな仲間、そしてカードゲーム ( No.342 )
- 日時: 2011/10/25 20:42
- 名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)
今から5分前の事だ。
教会から(何故か)脱走した親指晴矢は、第参聖堂区と第壱聖堂区の間の森に居た。
特に目的も無く、行く宛も無くフラフラしている訳である。
晴「(脱走したは良いけどな・・・行く宛がねぇ・・・)」
全く持って計画すらしていない親指晴矢だ。
親指晴矢はその辺にあった木の下に腰掛ける。
すると、真上からガサガサ音がした。
鳥かリスだかそこら辺かと親指晴矢は思ったが、どちらでもなかった。
?「うわぁあぁあぁあぁあぁあ!?」
晴「何かが落ちてくる様な気が・・・ってホントに落ちて来たs
ドスンッ!と何かが親指晴矢の腹にめり込んだ。
ゔえぶっ!?と変な声を出す親指晴矢。
晴「いってぇ・・・?誰だよアンタ!人の上に勝手に落ちてきやがって・・・?」
親指晴矢の腹の上に座っていたのは、小学生程度の少年だった。
肩にギリギリ着かない程の金髪で、エメラルドグリーンと水色が混ざった様な色の瞳。身長は148㎝だろうか。
服装はあの有名ブランドの異常に軽い灰色のダウンを来ていて、下は黒いジーパンを履いていた。
一見外人に見えるものの、顔のパーツの形はどう見ても日本人としか見えない。
?「あぁ・・・ゴメン。偵察してたら落ちちゃって・・・」
晴「何だよ偵察って・・・」
?「だって僕探偵だし」
晴「あり得ねぇ!こんなアホ面で小学生が探偵なんて出来る訳が無い!」
?「確かに僕は小学生だしさ!捜索届けも来てないけどさ!アホ面じゃないもん!」
晴「捜索届けも来てねぇなら探偵の意味がねぇ!!そもそもアンタ誰だ!?」
?「僕は『窓際 流派』だよ!健全な10歳!それより君の方がよっぽどのアホ面だよ!」
晴「んだと!?」
ポカポカポカポカと取っ組み合う親指晴矢と、自称探偵の流派。
瞬間、
グサリ、と傍(そば)に生えてい木に、黄金の槍の様な物が刺さり、
瞬間。
その木は一瞬にしてドロリとした金に変わった。
晴・流「「ッ!?」」
親指晴矢と自称探偵流派は、反射的にその場から離れた。
晴「(くそ・・・何だよアレ・・・・ってアイツ・・・ッ!)」
50mくらい離れたその先。
赤い頭巾の少女が立っていた。
*
今までで一番長かった気が・・・
そして今日の国語の時間に作ったオリキャラさん登場!
自称探偵って・・・痛い・・・