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赤頭巾真希は、何やら背後から50m離れた先で何かの気配を感じたが無視をした。

今は目の前の黄金の使いをどうにかする事が第１だ。

目の前の女は、賞金目当てで襲っている訳ではない。
そんな事で、黄金の使いデオドシアは動く筈が無い。

彼女は、敵討ちの為に自分に襲いかかっているのだ。

自分の育ての親を暗殺した赤頭巾真希へと復讐をする為に。


黄金の使いデオドシアは、朱色の瞳に剣呑な光を宿らせた。
左目のスペードの瞳孔のみが僅かに大きくなる。

その手に持っていた槍の鎖が、大きく振られた。

鋭く尖った槍の先端が赤頭巾真希に、



、、、、　、、、、、、、、、、、
向かわず、また背後の木に向かった。





背後に何があるんだ、と赤頭巾真希は槍の方向を見る。

そこには、



見覚えのある少年と、金髪碧眼の少年がついさっき黄金にされた木の傍で座り込んでいた。



＊

今日はもう無理だ・・・・

しかも昨日500文字以上余裕で超え得たのに、今日450文字も行ってないとは・・・