二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

第1章 王族の姫からの頼み事 ( No.42 )
日時: 2011/10/14 21:41
名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)

黒「ティアラ姫!ラティア姫!真希様!城へ避難して下さいですの!」

城の窓からメイド黒子が叫ぶ。
しかし、いつの間にか3人はゾンビに囲まれていた。

テ「ど、どうしよ・・・私達死んじゃうぅぅぅぅ!」
真「落ち着いてくださいティアラ姫」
ラ「こんな状況で落ち着けるの!?」

水のラティア姫は赤頭巾真希にキツく言う。

真「大丈夫です。おr・・・私にはこれが・・・」

赤頭巾真希は、持っていたカバンを漁る。
その中にライフルと9ミリ拳銃、そして、

真「(・・・あのときの・・・小人・・・)」

赤頭巾真希は気を失った小人をフードのようにした頭巾のかぶる所に入れ、ライフルを手に取る。

真「弾は・・・あったな。いくか」
ラ「私も銃は持ってる。私もやるわ」

水のラティア姫はポケットから銃を取り出す。
そして、

真「おるあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ダンダンガンッッ!!!と、銃声は響く。
ゾンビ達は、倒れて行く。
それでも赤頭巾真希も水のラティア姫も、一刻の余裕は無い。

しかし、

真「・・・ッ!?生き返るだと!?」

ゾンビ達が倒れて約5秒。
起き上がりこぼし状態だ。

真「ちくしょう!これじゃ助かる見込みもねェ!!」
ラ「なんですって!?」
テ「お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとう・・・ひっく」

赤頭巾真希は最悪そうに言った。
水のラティア姫は目の前の状況に驚いた。
炎のティアラ姫は涙を流しながら言った。

しかし、


ズバァッ!!という音が聞こえた。
赤頭巾真希が目を開けて見ると、


2人の少年が立っていて、ゾンビは砂の様に崩れた。


真・テ・ラ「「「・・・!?」」」