二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

ハロウィン特別版 祭典の幽霊は踊り振られ ( No.443 )
日時: 2011/10/31 21:38
名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=Kpuxx8gP5S0&feature=related

黒頭巾真希は来た3人に適当に飴を渡し、外を見て待っていた。

真「そろそろ着くな」

言った時には、既に着いていた。




6人が炎のティアラ姫の城の庭に着くと、ピンクのフリフリのドレスを纏った炎のティアラ姫が待っていた。

テ「ようこそ!今日は来てくれてありがとう!早速ごちそうを用意した・・・いんだけど・・・」

炎のティアラ姫が、がっくりした表情で自分の後ろを指差す。
そこには、

風「時は満ちた・・・今こそ私の究極奥義、カボチャパイの封印が解けt(ラ「作るなら早く作りなさい。何回言ってるのよ」

何故か監禁されているはずの廚二病MAXな白雪姫風介と、水色のシンプルなドレスを纏った水のラティア姫が居た。

黒頭巾真希は、呆れながら白雪姫風介に言う。

真「お前・・・監禁されてたンじゃねェのか?」
風「今此処で私が出なければ何時出るんだ!」
真「それは大人の事情だ。ハイハイお前はカボチャのパイの封印を解く前に、一般常識の封印を解除しておけ」

白雪姫の襟首を片手で黒頭巾真希はカボチャのパイの材料から遠ざけた。

テ「どうしよう・・・このままじゃごちそうが無いよぉ・・・」

ラ「仕方無いわね・・・私が作るわ」

水のラティア姫は、カボチャのパイの材料に手を伸ばした。
あっという間に、パイの形が出来ていく。

風「ま、まさか・・・私のカボチャのパイの封印が他人の手で封印が解かれただと・・・?」
真「お前が作らないからだろ?」

今でも襟首を掴まれて野良猫のようになっている白雪姫風介に、黒頭巾真希は適当に答えた。

そう言ってる間に、パイは完成していた。
香ばしい匂いが、遠くからでも解る。

ラ「これで完成よ・・・ちょっと急ぎ目で作ったからどうだか解らないけど・・・」
魁「うわぁ!なにこれ美味そう!」
流「そこの廚二病に任せなくてよかったね」
風「誰が廚二病だ!」

プンプンという効果音が似合いそうな白雪姫風介は、未だに黒頭巾真希に襟首を掴まれていた。

テ「まぁまぁ、そんな事は置いといて・・・ハロウィンパーティーを楽しもうよ!」



楽しい時間はあっという間だった。
ハロウィンパーティーは、10時でお開きとなったのだ。

そして今、帰り道で黒頭巾真希と白雪姫風介が歩いていた。
黒頭巾真希は、馬車での見送りを断った所だ。

真「そう言えばさ」
風「何だい?」
真「お前から菓子貰ってねェンだけど」
風「一応有るが、別にいいだろう?」

黒頭巾真希は、ムッとした表情で白雪姫風介の顔を見る。

真「有るならくれよ」
風「嫌だ」
真「・・・お前、断ったらどうなるか知って言ってンだよなァ?」

黒頭巾真希は白雪姫風介の髪を少量いじり、微かに笑いながら彼の耳元で呟いた。



真「ーーーーーー悪戯、されンだよ」



(お菓子と悪戯、どちらが甘いのだろうか)



糞文だがやっと終わった・・・
お菓子と悪戯、どっちが甘いんでしょーねー?

あ、参照はボカロの曲で、ハロウィン系の曲です!
ハチさんの曲ですよ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
メルヘンの世界のハロウィン、いかがでしょうか?

来年も、ハロウィンパーティーは続くのです。

そう。いつまでもーーーーーーーーーーーーーーー。