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？「全く・・・危ない所だったな」
？「大丈夫？」

２人の少年は、こちらに振り向く。
瓜二つ・・・では無いのだが、兄弟だというのは分かった。

真「あ、えっと・・・すまねェな」

赤頭巾真希は２人に向かって言う。

テ「・・・？あれ？私・・・死んでない？え！？生きてる！？それよりクレープが地面にぃぃぃぃぃぃ！！」」
ラ「・・・貴女・・・天然にも程があるわよ・・・」

水のラティア姫と炎のティアラ姫は何やらやり取りをしているのだがさておき。

？「ティアラ姫とラティア姫と・・・君の名前は？」
真「誰がお前らに名前なンざ教えるかよ」
？「・・・・ツンデレ？」
真「舌と歯と顎をすり潰すぞボケ」
ラ「前谷真希よ」

水のラティア姫は赤頭巾真希の代わりに２人の少年に言う。
水のラティア姫は、続ける。

ラ「そもそも名前を聞くときは自分から名乗るのが礼儀よ。そんな事も知らないの？馬鹿じゃない？」
？「あ・・・そうだね・・・」

１人の少年は、一息付いて、


？「僕の名前は吹雪士郎。こっちは弟のアツヤ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・見ての通り、魔術師だよ」