二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

第3章 博愛主義でも魔獣使いには通用せず ( No.508 )
日時: 2011/11/05 10:03
名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)

取りあえず蹴られて赤頭巾に言われた方向へ向かった訳だが。

晴「・・・・・・・・・・・・・・」

そこに居たのは勇者オーラむき出しの廚二病人間と思いきや、大人しそうな腰までの茶髪の少女が居た。
しかも何か後ろの方に、ちっこい女の子が居る。

何この組合せ!?等と親指晴矢が思うと、茶髪の少女がこちらに話しかけた。

?「あ、名前を名乗るのを忘れてたわ。私の名前は月宮美夜。皆は眠り姫美夜って呼んでるわ。眠り姫だけど、そこまで寝てないのよ?」

は、はぁ・・・と親指晴矢は良く解らん発言をする。

すると、後ろに居たちっこい女の子が赤頭巾達の居る方向に視線を向ける。


?「うわぁあぁあ・・・凄い事になってる!吸血鬼が白い灰みたいなのになってるよ!」


ちっこい女の子は、桃色の髪をツインテールにし、ドリルの様な縦ロールにしていた。
瞳の色は新緑の様な色で、顔は凄く、という程では無いがどちらかと言うと可愛い方だとは思う。

甘ロリと言うのだろうか。レースやらフリルやリボンでモコモコの桃色のワンピースを着ている。

美「ほら、貴女も自己紹介して」
?「うん。あたしの名前はキャバリア=キングチャールズ=スパニエルって言うの!宜しくね!」

何か長ったらしい名前だな・・・と親指晴矢は思った瞬間、



天「え?キャバクラ?」



親指晴矢は、一瞬にして冷や汗が出た。

桃太郎天馬はからかっている様子は無く、むしろマジ顔で質問する。
自称探偵流派と天才カードゲーマー魁渡は何かを察知したのか、桃太郎天馬から離れ、親指晴矢の背後に移る。

当のキャバリアと呼ばれる少女はと言うと、額に青筋が浮き上がり、嫌な予感しかしない。

すると、




キ「キャバクラ言うなこのチョココロネ頭がッ!!」


キャバリアの小さい拳は、桃太郎天馬の腹に思い切りめり込んだ。

彼は鎧を着ていたため重傷ではなかったもの、鎧からの衝撃で腹が痛いのか腹を抑えていた。

いやー見た目で人を判断しちゃいけないなー等と同感している3人。


そう考えていると、白い灰が風に乗って目の前を通り過ぎて行った。





夜桜さん、美夜ちゃんキャラ崩壊してます!?心配だ・・・

そして新キャラのキャバリア登場!
キャバリアは怒らせると怖い奴だ・・・