二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

第3章 博愛主義でも魔獣使いには通用せず ( No.688 )
日時: 2011/11/16 20:22
名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)

真「・・・お前、魔術師とか言ってたよな?」

吹「うん」

真「・・・じゃあ何でお前が箒で飛べるンだよ」

吹「魔術師はちょっとした方法だけで箒で飛べるんだよ」

赤頭巾真希は、魔術師吹雪の背後で箒にまたがり、怪訝そうに問う彼女に、魔術師の少年は答えた。
箒は恐ろしい速度で青黒い物体の方向へと進む。

こちらに来た何匹かの物体を撃ち落とそうとするが、目で追えなくて苛立つ赤頭巾真希は言う。


真「後、さっき言ってたエデンナントカデビルっつーのは何だ?」


赤頭巾真希が何時まで立っても減らない物体に苛立ちを覚えながら魔術師吹雪に聞く。

すると、後ろで飛んでいた魔術師アツヤが近づいた。


ア「エデンブルーデビルな」

真「名前はどうだってイイ。さっさとアイツの正体を言え」

ア「魔獣の種類で名前の通り、『蒼い悪魔』だ。天界の中で唯一、『異能が使えないが素早さが早過ぎて目で追う事が出来ない』奴らだ」


エデンブルーデビルを必死に目で追おうとする赤頭巾真希だったが、面倒になって適当に打ち抜こうとする赤頭巾真希。

すると、魔術師アツヤの後ろに居た天才カードゲーマー魁渡が魔術師アツヤに問う。

魁「・・・確かエデンブルーデビルは、300年前の『第1次天地対戦』で絶滅した筈じゃなかったのか?」

ア「良く知ってるな。確かに、エデンブルーでビルは300年前に絶滅した。つまり」


真「魔獣使いが召喚している、か」


赤頭巾真希の言葉に、魔術師アツヤは頷く。


真「オイ魔術師弟、一旦降りて下の方を探せ。こっちで悪魔を撒いておく」

言うと、魔術師アツヤの箒が急激に下に降りた。




もう無理だ・・・

つかエデンブルーデビルとかだっせぇ・・・