二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

作者学芸会終了記念〜みどりいろのまり〜 ( No.783 )
日時: 2011/11/21 13:08
名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)

ー第1幕 前編ー

昔々、ある所にとても愉快な王国がありました。

その国の王女は、廚二by・・・げふんげふん、とても我が侭で、アイスが大好きでした。

ある日、王女は御殿の庭で、お付き婦人、侍従、召使い、門番を巻き込んで遊ぶ事になりました。



黒「王女様は、まり付きをなさいますですの。門番をお庭の門に立たせるんですの。誰も入って来ないように」


デ「はっ、了解した」

天「誰も入って来ないようにします!」


亜「王女様、どんなまりが良い?金のまり?銀のまり?赤?それとも緑?」

風「昨日の内に言っただろう?今日は緑色のまりで遊ぶとな」

彩「そうだったね。緑色のまりでした。王女様は他の色を選ぶ筈ないもの。・・・・侍従、緑色のまりを持ってくる様に命令してください」


お「(あ、彩音ちゃんだとぅ!?)」


ア「(早く命令しろよこのチビが)」


お「(精神年齢は俺の方が上ですぅー)・・・はっ。おい、王女様の第17番倉庫の鍵を貰って、みどりいろのまりを持って来なさい。まりは740号室の右側の33番目の棚にある」


吹「わかったよ!」スタスタ・・・


蜜「解りました!」スタスタ・・・


流「(・・・?あれ?2人とも何処に行ったの!?あれ!?・・・あぁ、倉庫に向かったんだ!)」


お「?」



流「カシコマリマシター」(超腹話術)スタスタ・・・



お・ア・白「チッ・・・」


全「(何故に舌打ち!?)」





風「まりはまだか?早く持ってこい」


全「(はえーよ!!)」


彩「・・・王女様のご命令、侍従にお伝えしました」

風「何故、侍従が自分でまりを取りにいかないのかい?」

お・ア・白「「「(それは俺達への挑戦状と受け取って良いんだな?)」」」

黒「王女様、侍従が自分でまりを取りに行く事は出来ませんわ。それが、宮廷のエチケットですの。侍従は王女様のお言い付けを召使いに伝えましたの。召使いが鍵を取りに行って、緑色のまりを持って参りますですの」

風「なら、直ぐ持ってくるかい?」

亜「侍従に聞いてみるよ!侍従、緑色のまりは直ぐ来る?」

ア「多分、20分後には届けられるな」

亜「ほうほう」

風「何て長く掛かるんだ!どこ◯もドアは無いのか!?」

お「王女様。必要な掟は守らなくてはなりません。それと、どこ◯もドアは、流石にこの宮廷にもございません」

風「ああ、何て退屈なんだ!」



黒「王女様、まりを待っている間、なぞなぞ遊びをするのはどうですの?」

風「私はそんな子供じみた事はやらない!」(キリッ

全「(キリッって何だよ・・・)」

彩「じょ、冗談言わないでください!王女様はなぞなぞ遊びが得意ではありませんか!」

亜「王女様は、本当に賢いよ!」

お・ア・白「「「特別賢くていらっしゃる!」」」(キリッ

全「(キリッを便上するな!)」



風「なら良い。何かナゾナゾを出してみろ」

黒「では、よろしゅうございますの?王女様。ミカンのようにまんまるで」

デ「ミカンのようにまんまるだと?」


お「(それってアレだろ。えーっと・・・ミカンだろ!)」

ア「(そのまんまじゃねーか!)」


黒「羽が無いのに飛べます」

天「羽が無いのに飛べる?」


ア「(それってアレだな・・・うーん・・・そうだ、未確認飛行物体だ!)」

白「(せめてUFOって言おうか!)」


黒「足が無いのに飛び跳ねます」

デ「足が無いのに飛び跳ねるだと・・・?」


白「(解ったぜ!それはトランポリンで遊んでる子供だ!)」

お「(もはや全てが原型を留まってねぇだろ)」


黒「それが大好きな人はそれを多々きます!」

天「大好きな人はそれを叩く?」


お「(もうヤンデレだろそれ)」

ア「(お前も全てが原型を留まってない)」

白「(もうバネで良くね?)」

お「(形が違うだろ)」

ア「(あーもう!答えはまり決定な!)」

白「(強引だな!)」


黒「・・・それは何でしょう?」

風「あぁ、」



全「(解ったの(か)!?)」





風「解らない!!」



全「(おいっ!)」

白「王女様、王女様はなぞなぞが得意だ。さぁ、答えはなんだ?」


お・ア「「(答えが解らない奴の台詞じゃねぇだろ!)」」


風「んーー・・・解ったぞ!」


全「(おお!?)」



風「それは魂だ!!」



全「(出たよ廚二病発言・・・)」

黒「ざ、残念ですの。それはたましいでは有りませんわ」

風「じゃあ何だ!私は考えるの飽きた。早く答えを教えろ!」

全「(おい・・・)」

黒「それは・・・王女様がお待ちになっている物ですの」

風「ならまりだ!まりしか無い!」

お・白「「(何気にアツヤ当たってるし!)」」

風「・・・私のまりはまだかい?」

ア「もう届くぜ」




このあと、まりはどうなるのでしょうか?

続きは、ー第1幕 後編ーで会いましょう・・・




またもや台本リメイクww

なるべくキャラの個性がでるように、殆どのキャラはわざと敬語にはしませんせした。