二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

作者学芸会終了記念〜みどりいろのまり〜 ( No.787 )
日時: 2011/11/21 20:26
名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)

ー行間ー


召使いや侍従、お付き婦人を追い出して、王女様はまりを追っかけて庭中走っていました。

風「こうして遊ぶ方がずっと楽しい!」


まりはコロコロと・・・段々泥だらけになって来ました。何の罪も無い召使いに牢屋行きフラグが立ちます。


風「ノーザンインパクトぉおぉおぉおぉお!!」


王女様が緑色のまりを勢い良く蹴りました。
まりは凍って一直線に飛びます。凍てつく闇の冷たさを味わったまりの行き先はと言うと、

風「ど、どういう事だ・・・?」

まりは御殿のオブジェをガコォンッ!という音と共に壊し、一直線に池へと落ちました。


風「届かない・・・?彼処にカエルが・・・そこのカエル。私にまりを投げてくれ。私、君に金貨・・・否。ご当地アイスを分けてやる!」


すると、池の蓮の葉の上に居たカエルは王女に言います。


ヒ「俺、金貨もご当地アイスもいらないよ」

風「なら、何が欲しい?」

ヒ「俺、君の友達になりたいんだ」


すると、王女様は青ざめた顔でカエルに言い放ちます。


風「私の友達になる事は出来ない。私は王女だ」

ヒ「それじゃあ、まりは返せないよ」

風「何て失礼なカエルだ!なら良い。私の友達になるが良い」

ヒ「約束を忘れないでよ」


すると、カエルは流星ブレードでまりを王女の方に蹴りました。

王女は足でまりを止め、大事そうにまりを抱えると、

風「私の大事なまり(馬鹿なカエルだ。私の友達にする筈が無いだろうに)」

ヒ「さぁ、一緒に御殿に行こう!」

風「本当に失礼なカエルだ!御殿に入れると思っているのか?第一、門番に入れて貰えないよ」


王女様は、驚異のスピードでカエルから遠ざかります。

取り残されたカエルは1人、ポツンと言います。

ヒ「王女様。何処へ急いでいくんだい?俺、後について行けない。そんなに速く歩けない。でも、やっぱり御殿にいくよ。それで、君と夕御飯をたべるよ」

言うと、カエルはマイペースに御殿へと向かいました。




ここからが大変な事に・・・

つーか王女様なのにノーザンインパクト出来るのか!まぁ風介だしね!←