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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 青の祓魔師〜赤き炎の少女〜 ( No.14 )
- 日時: 2011/09/13 20:36
- 名前: ★HITOMI★ (ID: H6c/o5GF)
第四話
「ただいま。」
私は森の中にある、自分で組み立てた家に帰ってきた。
「おかえり。どうだったんだ?」
中から、レイヤが出てきた。レイヤは私の使い魔で、『狼人間』(ルー・ガルー)なんだ。今は人間の姿で、見た目は17歳ぐらいだと思う。
「ちょっとそのことで話があるの。」
「んー。」
私はマントを脱いでイスにかけると自分も座った。
「実は・・・・、まだわからないけどあいつにまつわる何かがあるかもしれない場所を見つけたの。」
「マジかよ!?で、どうしたんだ?」
「そこは正十字学園の図書館で・・・・『禁書棚』だったんだよ。だけど厳重じゃないからキーピックがあれば開けられる。」
「開ければよかったじゃないか。」
私はやれやれといった様子で首をすくめると、
「見つかったのよ、祓魔師に。だから・・・・言いたいことはわかるだろ?」
レイヤはコクリとうなずいた。
「今はちょうど7時だから、人間たちは食事時だ。今が一番良い。」
「じゃ、すぐ出よう。」
私はマントを羽織って、外に出た。続いてレイヤも外に出ると、熊ぐらいの大きさのある、狼に変身した。実はもうひとつ変身パターンがあって、人形サイズぐらいに小さくなれる。私はレイヤにまたがると、レイヤはものすごいスピードで走り出し、正十字学園に向かった。
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