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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 青の祓魔師〜赤き炎の少女〜 ( No.23 )
- 日時: 2011/09/16 17:42
- 名前: ★HITOMI★ (ID: H6c/o5GF)
第六話
ふわあ、眠い。結局昨日は三時間しか寝れなかった・・・・。今日はさすがに禁書室には行けないだろうな。何せ、あんな大きな音をたてて窓をぶち破ったし。私は正十字学園に行くと、『本日休校』の張り紙がしてあった。そんな大事になっているとは・・・・。となりで生徒が話し始めた。
「ねえ、知ってる?禁書室に強盗が入ったんだって。」
「マジ?」
「しかも窓をぶち破って出て行ったらしいよ。」
「こえ〜〜〜。」
・・・・正確には盗んだんじゃなくて、見ただけだけどな。最後はあってるけど。休校だから私はそのまま祓魔塾へ向かった。私が行くと、もうすでに全員来ていた。私が席に行くと、も、森崎?いや、違う。・・・・杜山 しえみだ。杜山 しえみが、
「お、おはよう。」
こいつどうかしてるのか?昨日あんな態度をとられてあいさつする奴がいるか?私は思わずつられて、
「お、おはよ。」
と、言ってしまった。しまった。嫌われるはずなのに。杜山 しえみは顔をほころばせた。教室にいる奴らも驚いたようにこちらを見ている。あーもう。バカ。そのとき、ガチャッと、扉が開いて、
「おはようございます。」
と、昨日のメガネが入ってきた。
「今日は実戦授業です。昨日の正十字学園に入ってきた強盗は、悪魔の可能性が出てきました。」
うそだろ。犯人が犯人の捜査をするのかよ。ちょっとこれはやばい。やばすぎる。レイヤに知らせなくては。
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