二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 飛んで、跳ねて、真っ直ぐに 【銀魂】 第六訓UP!   ( No.50 )
日時: 2011/12/28 22:03
名前: リリ ◆EPemxtc4xk (ID: Kv3UCL6v)
参照: ふっかつ!!((黙

第七訓【12時ダヨ! 全員集合!!】

「……オイ、クソガキ。警察にこんなモン投げてタダで済むと思ってんのか。」
土方は刀をす、と、志真の方へ向ける。

「そっちこそ一般市民に刀向けていいと思ってるんですカラメルプリン。ていうか瞳孔めちゃくちゃ開いてて面白いですねるねるねるね。」
「お通語使ってんじゃねェェ!!イラッとするわ!!」

「え、なんでお通語知ってんの? え、何、薙ちゃん、もしかしてあの人オタク?」
「え、え!?……うーん、元オタク、かな。前色々あって…。」
「薙芽テメッ、何こんなガキにバラしてやがる!!アレ俺じゃないからね!俺であって俺じゃないからねェ!?」

淡々と土方に言葉と言う名の毒を流し込む志真。

すると、台所の入り口にもう一人、足を踏み入れる者があった。

「土方……いい加減にしろ……俺の部屋まで聞こえる…。」
「仏、悪ィが今取り込み中だ。後にしてくれ。」
「あ、そこのお方。この人落ち着かせたらプリン食べれますけど。」
志真はこそりと神無仏に耳打ちする。

「土方……。」
「オイ、何お前までそっち側ついてんだ。」
すると、即座に仏は志真の横に立ち、土方を見据える。
そして、3人の総攻撃が始まる。

「って言うか、もとはといえば土方がいけないんじゃん!!」
「大人なんだから少しくらい見逃そうと思わないの?ちっさいねぇ。」
「プリン…。甘いもの…。」

じわりじわりと土方を追い詰めていく3人。

「—わーったよ!!今日の所は見逃してやる。だが、次サボったら承知しねェぞ。」

一つ溜息を吐きながら土方は目をつぶってそう言った。

が。

『当たり前だろ、何様だこのニコチンマヨラー中毒者。』

みごとなまでのハモリ。
「…泣いていい?」

土方は煙草を一つ、銜えた。