二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man-双子の軌跡- ( No.307 )
日時: 2012/01/07 21:13
名前: 紫苑 (ID: D6CJex8x)

第20夜

汐said

ギャアアアアアとコムイは愛する妹の危機に悲鳴をあげていた。

コ「マッチョは嫌ー——!!」

コムイは涙を滝のように流している。
あーうるさい!

リー「起きるんだリナリー!」

浬にダメって言われなかったら、今すぐにでも助けにいけるのに!

浬はリナの側にいる。
今だったら二人同時に安全な場所まで移動することも可能
だが、いくら考えても行動に移さなかったら無駄
コムリンがリナと浬のいる場所に改心の一撃を与えた。

周りの建物は砕け、破片が飛び散っている。

コ「キャアアアアー!!リナリー!!」
「室長落ちる!!」
汐「浬!!!」

我を忘れたコムイはエレベーターから落ちそうなのにも関わらず暴れまくった。
うちもイノセンスを発動する…させようとした時

「!し、室長あれ!」

唐突にジョニーは大砲の先を指指した。
そこには虚ろな目で正面を向いて立つリナと浬がいた
正確には、浬はリナに助けられたみたいだったけど

コ「リナリー!」

リナはフラフラと覚束ない様子で立っているためにたまに倒れそうになる
浬はぐったりとしてる…寝てるのかな?
ここからじゃ、よくわかんない

リ「アレンくんの声が聞こえた…浬くんもいるし…帰ってきたの…?」
汐「帰ってきてるよ。ただいま!ついでに、いってらっしゃいww」

うちがリナから浬を受け取ったのとほぼ同時にリナの靴が光を帯びて変化した。

イノセンス発動!!

【エクソシストは手術ー——!!】

コムリンはウチらを発見するや否やエレベーターに襲い掛かる。

しかしリナもうちも軽やかな身のこなしでリナはエレベーターの渕に、うちは空中に着地した。

リー「リナリー!この中にアレンがいるんだ。」

夢中でしがみつくリーバーはリナにアレンの居場所を知らせた。
リナリーはぼーっとその場所を見つめる。

んー、ちょっとコワイかも

その間にもコムリンにしがみつかれているエレベーターは大きく傾き、沢山の科学班員が下に落下していった