二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 世界で噂の双子姫?!〜参照100突破!!〜 ( No.43 )
- 日時: 2011/10/14 18:32
- 名前: 姫佳 (ID: UMNaVWRl)
- 参照: テスト1日目オワタ\(^o^)/←
〜イナズマジャパン宿舎〜
円堂「よぉし!!早速練習開始だ!!…おっ、フルーツだ!さっすが南の島!…ん?」
円堂はバスケットの中に手紙を見つけた。
円堂「!!!」
円堂は海岸に向かった。そこには、一人の少女がいた。
夏未「世界大会進出おめでとう、円堂君。」
円堂「夏未!!久しぶりだな!!」
夏未「本当久しぶりね。」
円堂「でも、なんでお前がこの島にいるんだ?留学中じゃなかったっけ?」
夏未「御免なさい、その事は嘘なの。」
円堂「嘘?」
夏未「私、ある事を調べる為に、世界中を回っていたの。」
円堂「ある事って?」
?「夏未〜!!」
その時、金髪の少女が駆けてきた。肩には白い鳩が乗っている。
ティアラ「夏未!!日本エリア、すっごく面白かったよ!!…あっ…」
ティアラは円堂の存在に気付いた。
円堂「俺、イナズマジャパンのキャプテン、円堂守!!ポジションはGKなんだ!!宜しくな!!」
ティアラ「イナズマジャパン…」
円堂「ん?どうかしたのか?」
ティアラ「イナズマジャパンには何人か知り合いがいるんだ。私は…」
その時、ティアラは気配を感じた。スカイが様子を見にいく。
ティアラ「夏未。」
ティアラは夏未に内緒話をした。
夏未「…分かったわ、気をつけてね。」
ティアラ「うん。…御免ね!!ちょっと用事が出来たから!!」
そう言うと、ティアラは茂みの方に向かった。
円堂「?!消えた?!」
夏未「違うわ、走ってるだけよ。」
円堂「へ、へぇ…」
夏未「で、さっきの続きだけど…」
円堂「あ、ああ…」
夏未「円堂君、貴方に伝えておくことがあります。貴方のお祖父様…、円堂大介さんは生きているわ。」
円堂「えっ?!」
その頃、茂みの奥では…
ティアラ「そこにいるのは誰?」
?「…へぇ、もう気配を感じたのか。結構やるじゃん。」
そこには、一人の男がいた。
ティアラ「…何しに来たのか知らないけど…、ここから先は絶対に通さない!!」
男「そんなに大切な事なのか?」
ティアラ「そうだよ!!彼の運命を大きく変えてしまうかもしれない位、凄く大事な事なんだから!!」
男「それは益々見たくなってきたな…」
男はティアラに銃弾を撃ちこむ。ティアラは余裕の表情でかわした。
ティアラ「あの武器…、まさか!!」
男「気付いたようだな。」
ティアラ「でも、どうして?!あれはまだ始ってない筈…!!」
男「ちょっとした余興さ。」
ティアラ「…成程ね。じゃあ、こっちも遠慮なくいかせてもらうよ!!」
ティアラはそういうと、男の後ろに素早く回り、男を気絶させた。
ティアラ「…所詮は余興レベルって訳だね。」
ティアラはそういうと、銃を投げた。
ティアラ「ターゲット、ロックオン!」
そして、弓矢で銃を破壊した。
ティアラ「スカイ、他には誰もいなかった?」
スカイ「クルック〜!!」
ティアラ「そっか!じゃあ、ラティアに連絡してから、夏未達の所に戻ろう!」
その頃、海岸では…
円堂「祖父ちゃんが…、生きてる…?本当なのか?!夏未?!」
夏未「40年前に伝説のイナズマイレブンを襲ったあの恐ろしい事件…、私はあの事件の裏に潜む隠された真実を調べていたの。」
ティアラ「良かった、夏未達は無事だ。」
夏未「40年前、お祖父様はあのバス事故の真相を暴こうとしていた…。でも、事件を裏で操っていた影山の手にかかり、大怪我をおってしまったの。」
ティアラ「…!!!」
夏未「命を狙われている事を知ったお祖父様は、協力してくれた仲間の助けもあって海外に身を隠し、そして、自分は死んだと嘘の情報を流して影山の目を欺いた…。家族や周りの人達を巻きこまない為に…」
円堂「生きてる…、祖父ちゃんが生きてる…」
夏未「えぇ。」
円堂「じゃあ、あの手紙は…、やっぱり…」
夏未「もしかしたら、この島に来ているんじゃないかしら。お祖父様は。」
円堂「えっ?!」
夏未「だって貴方がここにいるんですもの。」
円堂「祖父ちゃん…!!」
その時、茂みから音がした。2人は驚いてそちらを見る。そこには、涙を流しているティアラがいた。
夏未「ティアラ?!どうしたの?!まさか…!!あいつ等に…?!」
その時、ティアラは駆けだした。
夏未「ちょ、ティアラ?!」
円堂「ど、どうしたんだ?」
夏未「じゃあ、私そろそろ行かなくっちゃ。」
円堂「えっ?もう?皆に会っていけよ、夏未。あいつ等、きっと喜ぶぜ!」
夏未「まだ調べなくちゃいけない事が残っているの、色々とね。それに、さっきのあの子も追いかけなきゃいけないし。」
円堂「ああ…、さっき泣いてた子か。」
夏未「それから私と会った事は内緒にしておいて。」
円堂「なんで?」
夏未「今は言えないの、でもお願い。」
円堂「あ、ああ。分かった。」
夏未「じゃあね。」
夏未はそういうと、ティアラを追いかけていった。
円堂「夏未…、有難うな。祖父ちゃんが…、この島に…!!」
ティアラ「はぁ、はぁ…」
スカイ「クル〜…」
ティアラ「…大丈夫だよ。」
ティアラはそういうと、スカイの頭を撫でた。
ティアラ「嘘…、だよね。そんな筈…、ないよね…」
ティアラはそう言いながら、涙を拭いた。
ティアラ姫!!お久しぶりの登場でっす♪