二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 多作品短編集-影踏み-【リク&コメ募集中】 ( No.13 )
- 日時: 2012/06/07 18:58
- 名前: 帆波 (ID: cA.2PgLu)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=23985
何ヶ月ぶりでしょうか、帆波です。
今は周波数3.3というHNでポケスペの二次小説を書いてたりします。URLを貼っておきますので、もしよろしければ読んでいただきたいです。まあ亀更新なんですがw
久しぶりの更新にチェレン夢を。中編にしてみたいです。
「虫取り少女はお嫌いですか?」
「ねーねー、チェレンー。さっきね、ミツハニーの群れを見かけたんだけど……。不覚にもボールが切れてたんだ、不覚!」
「文脈可笑しいよ。…まったく、そんな泥だらけで帰ってきて何してきたのかと思えば……。
心配して待ってる僕の身にもなってほしいね」
服は所々破れて、至る所土で汚れているというまあ酷い格好でチェレン宅(※現在は私の家でもある)に帰ってきた所である私。アゲハは玄関で説教されていました。
目の前のチェレンは仁王立ちで、なんかゴゴォォっていう効果音でも流れそうな具合。そんなに怒らなくても…、と思うわけですがいつも通りのツンデレさに安堵してしまう。
何とか説教から逃れるべく、にやっとした表情で言ってみる。
「チェレンってホントツンデレー」
「なっ……、君って本当に口が減らないね。それで、僕の一体どこがツンデレだって?」
「さっきのツンデレのまさに黄金比率、ツン6割に対しデレ4割がわかりやすくでている態度がまさに……」
「黙らないとその人差し指へし折る」
「ごめんなさーい」
人差し指をぴんとたてて言ってみたら何か変わるかと思ってやってみたら、見事チェレンの怒りメーターが変化しました。悪い方向に。
いつもよりなんか不機嫌そうな声でへし折るとか言われたらもう謝るしかないと思うんだ。
……なんてコントみたいなことやってたらやがてチェレンは怒る気が失せたのかため息をついて、
「早く上がって、お風呂入ってきなよ」
「はーい」
靴を脱ぎ捨てて……っと、ちゃんと靴は揃えなきゃチェレンが怒るね。靴を玄関の端に整えて置いて、ばたばたとせわしなく一階と二階をいったりきたり。
だって着替えとかバスタオルとか色んな所に…、あ、私の所為か。
お風呂にちゃぷん、とつかると良い気持ち。疲れが取れる。
ミツハニーの他にヤンヤンマとかを追ってたら自然と上を向いて走っちゃうわけで。それで足下見なくてずっこける、なんてのはお決まりのパターンすぎて慣れちゃった。
何回もこけてると痛みにも強くなるから、これはこれでいい気も……、
「アゲハ!のぼせないでね!」
「…わかってるよー」
本当に、ツンデレなのか過保護なのかどっちかはっきりしてほしい。
私一回もお風呂でのぼせたことないもん、そんな心配されなくても大丈夫なんだもん。
「ねぇ、チェレン。明日一緒に出かけようよ、どうせ暇でしょ?」
「どうせって……。まあ暇だけど、「ならいいでしょ?」……明日だけだからね」
そんなこといって、毎回付き合ってくれるくせにー。とか言ったら本気で不機嫌になりそうなのでやめておく。
冷蔵庫にアイスあったよね、とか思いながら見てみると、ビンゴ。ピ○のだ。小さいから食べやすいんだよね。
一個、アーモンド味を口の中に放り込むと、
「しぇれんも食えるれしょー?(チェレンも食べるでしょー?)」
「え?何?」
食べながらだと話しにくな、まあ当然だけど。
ピノ(もう隠さない)を付属の刺す奴で指して、チェレンの口元までもっていて、「あーん」なんて。
顔を少し赤くして戸惑っているチェレンに「早く食べないと溶ける」とか言ってやると恥ずかしがりながらもあーん、とそれを口に含む。
え?なんか卑猥な描写?エー、ワタシのセイチガウー。
「チェレン真っ赤、林檎みたい」
「誰の所為だと?」
「私でーす」
確信犯、とかも良いでしょ?
〜END〜
30分クオリティです。因みにゲーム未プレイ。さーせん。