二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【短編/主にポケモン】刹那的蜃気楼【リク&コメ募集中】 ( No.9 )
- 日時: 2013/05/05 20:59
- 名前: 帆波 (ID: voQe75S9)
「雪降ってるね、明日も降ればいいけど」
「そうだね、…でも雪の所為で寒いけどなあ」
今日はクリスマスイブ、聖夜と呼ばれる日の前日で、私とリーマスは談話室で雑談を交わしていた。寒いから、暖炉の近くの長椅子に座って、二人寄り添ってぬくぬく。
これでも私達は恋人、だったりする。私があまりべたべたしているのが恥ずかしいから、周りからはあっさりとしたカップルに見えるらしい。
「明日はクリスマスかぁ…、リーマス、明日予定は……。って、寝ちゃってるし…」
クリスマス、ということで明日何処かに二人で行きたいな、なんて考えていざ聞こうとしたら、当の本人は椅子に横たわって心地よさそうに眠っている。
呆れるも笑いながら、暫くリーマスの寝顔を堪能。…しているはずだったのだが、少しばかりの悪戯心が疼く。思いに思い切って鼻と鼻が擦れるほどの距離まで顔を近付けてみる。
(…今だったらキス、できるかな)
邪な感情が出てきて、必死に理性で押さえ込もうとするも、あえなく失敗。
(人間、たまには欲望に忠実になっても罰はあたらないわよね)
もうある後戻りはできない。
触れるだけのキスをする、__はずだった。突然、後頭部を何かに押されて、唇と唇が重なり合う。
数秒それが続き、息が苦しくなったころにお互いのものが離れる。
「っ…、何するのよ、リーマス!」
「何って…、原因は君だよ?君が可愛いことしてくれるからさ、__もう抑えられないじゃないか」
「ちょ、ちょっとー!」
「続きは部屋でしようか、…ね?」
言い終えると、私をひょいと横抱きする彼は、私の強張った表情とは裏腹に、大層楽しそうな表情をしていたそうな。
_______
二日遅れのクリスマスイブの話。でもあんまりイブ関係ない。
とあるサイトの狼鴛様に影響されて衝動書きしたもの←
もし見ていましたら、狼鴛様、所々似てしまいましたすみませんm(_ _)m
若干黒くてえろいリーマスくんになった、ごめんなさい、イメージ壊したかもしれませぬ(−_−;)
もう少し書いてたらえらいこと(お察し下さい)になってた。