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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: Dear Girl〜Stories〜&響 依頼&コメ来て! ( No.14 )
- 日時: 2012/02/17 15:42
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
「……はぁっ…はぁっ!!」
「おーお、称に合わねぇ声で叩き切るとは…アンタ本当に女か?」
ニヤリと尻尾を掴んだ様に真田が笑っていた。逆に脇形の瞳は笑っていない。女子の様な可愛さとは正反対の獅子の子の瞳を持っていた。
汗をだくだくにしていた脇形だったが汗を拭い、軽く頭を振ると
「黙れ、最低男」
腕を組み、頬筋に血管を浮かべて笑っていた。作戦は失敗に終わる。
それを後ろからヒロC、オノC、池田さんは冷や汗垂らして見つめていた。しかしカゲSだけは、ため息をついて
「おっしゃー、やったるべ」
と一言言って脇形の元へ向かおうとする。しかし此処はデパート、脇形は表を指差して真田と後で来た数人の男と共に外へ出て行こうとしていたのだが
「ちょっと、ねーさん忘れたらいけないって言ったべさ」
脇形の肩を掴み、ニヤリと笑うカゲS。其所は「ねーさん」じゃなくて「にーさん」って言った方が良かったんじゃないかな。
男の一人が、カゲSを見て「何だ、テメ…」と言った直後に、男の話しを塞ぐ様に、影山と脇方は二人合わせてこう言った。
「「てめぇら、ならまうぜぇんだよ…最強双子伝説詠われてる俺らに勝てる訳ねぇべさ」」
東北なまりが完全に出始めている二人を、後ろで三人は見つめていた。
Story 002 END
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