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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: Dear Girl〜Stories〜響 【夢小説】 ( No.5 )
- 日時: 2011/12/01 17:50
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)
冷たい風が、二人と遅れて来た一人を叩き付ける。
ヒロCが射る様な瞳で、影山を見つめこう吐いた。
「なんで池田さんの好きな人、知ってる癖に池田さんを狙うの?」
「それは俺の勝手だ」
「君の気持ちも分かるけど、池田さんの気持ちも考えてやってよ」
「五月蝿いな、わざわざそんな事を言いに呼んだのか?」
「悪い??」
「真壁龍に告白させるのか、池田を」
「その為に僕達は此処に居るんだ」
「ハハッ……」
「どうしたの?」
本気で池田さんの恋を実らせてあげたいーー。
乙女の悩みを解決するのが「響」の役目。
そう思うと、この影山の片思いを排除しなければいけなかった。
彼は確実に女で遊んでいると思ったのだ。
それでも、何かを翻す言葉で二人を拒む影山に
「此処に居たの?影ちゃん!!」
何故か可憐な少女が、何時の間にか屋上におり影山の名前を呼んだ。
その少女は可憐というべき程、
、、、、、、、、 、、、
「全く僕を置いて先に依頼進めようとか思わないでね、男の子を置いて行くのは禁物だよ!!」
「登馬………空気を読んでくれ」
「嗚呼、ゴメンネッ!影ちゃん……て……」
女装が映えていた。
最初はまったく気づかなかったが、声が女の子というよりは少し太めで体もどちらかというと、ガッチリしている。
「ああ!!思い出した!」
「どうしたの?オノD、そして気持ち悪い」
いきなり大声を上げるオノDに対して、問いと罵りを発するヒロCに更に「有り難うございます」を追加してから影山と“登馬”と呼ばれた男を指差して
「お前ら、あの新人で双子“血縁上”人気声優の“影山空”と“脇形登馬”!?」
二人の本当の姿を述べたのだったーー。
Story 001 END
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