二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: Dear Girl〜Stories〜響 【夢小説】 ( No.7 )
日時: 2011/12/17 14:05
名前: Sky  ◆M7x9jXIufw (ID: qTh1yy9a)

002 『乙女を思っていれば女でも良い程自由なのは『響』だけ』


「え……!?ちょっ、それ本当!?」

驚きの声をあげるヒロCにオノDは首を縦に素早いスピードで振った。
唖然とする二人に、影山を脇形は顔を見合わせて一気に制服を脱ぎ去るとそこには『響』のピンバッチと『響』のつなぎを着ていた。

「バレちゃったのはしょうがありませんね!!」
「つーか、誰のせいだと思ってんだよ……」
「だって、せっかく真田君の本性を出せそうなんだよ?」
「ていうか、アンタ達自己紹介くらいしてください…」
「………響」

影山と脇形の正体を知って、驚いたのは池田さん。
目を丸くして二人の姿を見つめている。
確かにいきなり知らない生徒が「文芸部部員」とか言って入って来て、いきなり自分に恋してるのだから(それは影山の演技と知っても)可笑しいとは思っていたが、まさか『響』とは思わなかっただろう。
そんな池田さんを細い目で見つめながら、騒いでいる脇形にツッコみを入れる影山は一息ついてから、言葉を発した。

「影山空、響の新メンバーであの司令官から“カゲS”って名前貰ったんだけど…声優で性別は『女』年は二十四で登馬の姉」
「脇形登馬!あのアホ司令官から“ワーK”って名前を貰った男性声優です!空のいも…違った、弟です!!」