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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモンBW】災厄の魔女〜凍てつく境界を統べる者〜 ( No.37 )
- 日時: 2012/01/05 16:19
- 名前: 水瀬燈夜 ◆Ci25SRjI3g (ID: RHCEY5Ol)
【第2章】奇襲! プラズマ団⑥
「あ、あの……ありが、とう…………」
恐る恐る告げられた感謝の言葉に、トウヤとトウコは話を止めてゆっくりとレイティアの方を向く。
「いや、お礼を言うほどではないわよ。だってトウヤだし」
「おいおい……でも大丈夫か? かなり怯えてたけど……」
トウヤの言葉に、レイティアの肩は大げさなまでに跳ねる。その過剰なまでの反応に、もはや言葉を求める必要はなさそうだった。
「……あのプラズマ団はゲーチスの野望を知っているのか?」
「知らないと思う。ゲーチスは己の野望を話さずに、団員を利用しているから……」
「じゃあ、団員に聞いても同じような反応しか返されないってことか」
「…………そういうこと」
とりあえず気になることをトウヤが尋ねれば、レイティアはしっかり言葉を返す。その様子を見守っていたトウコだが、次の瞬間、戸惑うことなく口を開いた。
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