二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: とある2人の因縁対決 ( No.1 )
日時: 2011/11/06 20:23
名前: 妖魔 (ID: TjNkg5uO)

「寝込み襲い放題のお姉様に向かって〜っダイブっ!!」

ボフっ

白井黒子は御坂美琴の体に飛び乗ったーーーつもりだった。

だが音を聞いて分かるように、ベッドに美琴の姿はなかった。

「・・・お姉様?」

白井は心から驚いている。

なぜなら今は午前4時。

普段の美琴ならば必ず寝ている時間帯だ。

「、まさあか、あの類人猿の所では!!?」

次の瞬間、美琴の部屋に白井の姿はなかった。



「とうま、とうま!こんな時間に誰か来たかも・・・」

「あ?」

今は・・・午前4時だろ?と上条当麻は思いつつ玄関を開けた。

そこには・・・白井黒子がいた。

「お姉様を返しなさいこのゲス野郎!」

「は?」

白井の言う『お姉様』が、御坂美琴のことだと言う事を上条は知っている。

「うちにはいないかも。」

インデックスが白井に言った。

「そんなはずないのです!お姉様がうちにいないのです!」

「は?それでなぜオレの家に来る?」

「そ、それは・・・う、うるさいですの!」

その声が上条とインデックスの耳に入った瞬間。

白井は上条達の背後に回っていた。

「それにしても汚い部屋ですの・・・」

白井の異能力。それは『空間移動』(テレポート)だった。

「!おい、ちょっと待て・・・!」

「お姉様!」

白井は上条の家のベッドルームの扉を開けた。