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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 大罪たちの未来【REBORN!】 ( No.6 )
- 日時: 2011/11/13 17:17
- 名前: 紅 ◆7syjLfH.K2 (ID: Pc9/eeea)
- 参照: http://id42.fm-p.jp/157/lpre/
§少女の願い§
「……ん」
少女は目を覚ました
見知らぬ病室の様な所で
「どこ?ここ……」
少女は黒く丸い瞳で状況を把握しようとしている
「確か……あいつらに追われてボクは……!」
思い出したようだ
しかし追われているところまでしか記憶がない
その時ドアの向こうから足音とともに話し声が聞こえてきた
しかし少女は声よりも……
「!人の匂い……」
どうやら匂いで気が付いたようだ
ドアが開いた
「あ、大丈夫?」
茶髪でツンツンの髪をした少年が話しかけてきた
後ろに2人の少年をつれている
「あ……えと……」
少女は戸惑ってしまった
見知らぬ者に声をかけられてしまったから
「あの……」
「なに?」
茶髪の少年に問う
「ここはどこなのでしょうか?」
ただ一言場所だけを聞いた
「ボンゴレのアジトだゾ」
特徴のある高い声が聞こえた
「誰?」
少女はその声の主を見つけようとした
「俺はリボーンだ」
「リボーン……」
声の主はとても小さくまるで赤ん坊のようだった
「お前の名前はなんていうんだ?」
茶髪の少年の後ろに立っていた黒髪の少年が話しかけた
「ヴォラチタ・クラプローネ。ボクの事はローネって呼んで」
「まともに喋った……」
「喋っちゃダメかな?」
「そ、そういうことじゃなくて!なんていうか……」
茶髪の少年は動揺が隠しきれていない
「ここはボンゴレのアジトなんでしょ?」
「え?そうだけど」
「君達もボンゴレなんだよね?」
「い、一応ね……」
茶髪の少年が嫌な顔で答えるとローネが真剣な眼差しで言う
「お願いがあるの……」
「?」
その場にいた一同がローネの声に耳を傾ける
「ボクを……いいや、ボク達を助けて!」
それは思いもよらない願いだった
〜appresso〜
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