二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ Battle or Marine【質問・コメ募集】 ( No.83 )
- 日時: 2012/03/17 12:13
- 名前: ピアニッシモpp (ID: uwZWw1uD)
- 参照: 第22話
【ヘリ内部】
マリン「質問します、何でマホがいるの?」
マリンが問いかける
マホ「あ…えっと…家出?」
ブルー「そんな理由でこっちに来るって…」
ブルーは呆れていた
レッド「マリン」
マリン「何、レッド?」
レッド「ほい、さっき渡しそびれただろ?」
彼女に渡したのはペンダント
マリン「ありがとう…」
本当にありがとう…と彼女は言った
すごく優しい笑顔で
マリン「さて、やるよ!」
グリーン「…何をだ」
少し息を吐いた彼女は言った
マリン「儀式をやるのよ」
イエロー「儀式ってなんですか?」
マホ「儀式については言えませんよ、極秘です」
マホは「本当にごめんなさい」と言った
ゴールド「つーかどうやってするんすか?」
リリアーナ3人「「「飛び降りる」」」
突然の言葉に驚いた
レッド「飛び降りるって…怪我したら!」
マリン「大丈夫…だから…」
『私を信じて?』
ゴオオオオオオという音と共にヘリの扉が開いた
マリン「…行って来るね」
シン「俺も行きたいんだけど…」
マホ「シンにはその力がない」
行かないでくれ
そう言いたい
だってなぜか言ったらいけないと思うから
何かが起こる
そう予感した
クリス「頑張って下さいね」
カレン「気をつけてね!」
二人はそう言った
マリン「ええ、頑張るわ」
マホ「…行きます」
そう言った瞬間二人は飛び降りた
レッド「………………れ」
頼むよ
無事でいてくれ
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【リリアーナ島上空】
マホ「マリンさん、貴女にも力は無いはずです…でもどうして?」
マリン「…やっぱり気付いてたの?」
さすがリリアの巫女様ね
マホ「貴女は巫女ではない…
"闇の海"の者ではないのですか?」
闇の海…か
マリン「そこまで気付いてたか」
マホ「闇の海の貴女はもうリリアーナ島のものではないです
だからヘリにお戻りください」
ヘリに戻ることはもう出来ないよ
だって…
マリン「私はもう死ぬ覚悟は出来ているから」
マホ「——!?」
マリン「マホ…みんなをよろしくね」
私はモンスターボールを押した
その中にはチルットのチルルがいた
マリン「チルル、マホをヘリに連れて行って…」
チルルにボールを全部渡した
そしてチルルはマホを連れてヘリのほうに行った
マホ「マリンさああああああああああああああん!」
マリン『————』
『ごめんね』
ああ…私、死ぬんだね
落ちていく私は…
どうなるの?
そんなのわかってる
死ぬんだよ
『ダメだ』
声が聞こえた
誰…?
『ダメだ、死んだらダメなんだ』
どうして?
どうして死んだらダメなの?
『それは俺がお前の事を…
マリンのことを愛しているからなんだ』
つーと頬が濡れた
これは…涙?
『泣かないでくれ』
ううん、これは嬉し涙だよ
『そっか…』
私も貴方のこと、愛してるよ
マリン「レッド…」