二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

【おいで】 《創作》 ( No.17 )
日時: 2011/12/28 13:19
名前: 狼鳶 ◆InzVIXj7Ds (ID: JiXa8bGk)

【おいで】 《創作》


日曜日の午後。直也(なおや)に呼ばれて直也の家に来たのに、呼んだ本人が
ソファの上でずっと読書をしている。


「そっちが呼んだくせに……」


私はボソッと呟いた。
その言葉が聞こえていたのか、直也が読書を止め


「どうした?」


と訊いてきた。


「別に……」


私は愛想悪く言ってしまった。
気まずく思って俯いていると、直也は困ったように笑いながら


「こっちおいで」


と自分が座っている隣をぽんぽんと叩いて言った。

恥ずかしくなりながらも、私は直也の隣に座った。
すると直也は行き成り私を抱き締め、そして


「ごめんな。寂しかっただろ?」


と意地悪な顔をして言った。


「……馬鹿じゃないの……」


私はそう言い、力一杯抱き締め返した。







◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆

【後書き】

「おいで」は私が言われたい台詞です!(笑)
言われたいぃぃぃ!!
……すみません、取り乱しました。
ほのぼので甘〜いひと時は書いてると のほほ〜ん、とします。
切な系を書いた時と大違い(笑)

◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆…◆