二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.110 )
日時: 2011/12/05 13:22
名前: 雪姫 (ID: brdCxKVT)

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レンリ「そういえばさぁ〜、ランとフー爺は元気してるぅ〜?」
エド「はぁ? ラン?フー爺?」
いきなり、レンリがリンに話を振った。あまりにもいきなりだったし、レンリが話す内容が分からないエドとアルはポカ〜ンとした表情をしている。
そんなエドたちを見たリンが、
リン「ああ、さっきの二人のことだよ。」
*さっきの二人=先ほどエドとアルが戦っていた二人(詳しく知りたい人は、アニメ15話をどうぞ)*
リン「娘のほうがランファン、爺の方がフー。二人は家に代々使える一族なんだ、よろしくな。」
紅茶を飲みながら、リンがあの二人のことを説明する。レンリもガーフィールに絡まれながらもハーブティを飲んでいる。


エド「ほほ〜ん、飯たかりのくせに付き人二人とは結構なご身分ですなぁ〜。」
凄いいやみたらしくエドはリンに向かって言う。そんなエドにリンはなにか誇ったような感じで、
リン「まあ、俺一応皇子だし。」
言う。このリンの一言で一瞬空気が固まる。
レンリ「ズゥゥゥゥゥ・・・・」
レンリの紅茶を飲む音で、エドとアルが動き出した。
エド&アル「はぁ? 皇子?」
まだ、よくわかっていない様子・・・二人は、リンが白馬に乗った姿を思い浮かべてみた。
エド&アル「って、ことは・・・プリンス?!!! ぷっ、くははははははは・・・・。」
リンが白馬に乗った姿を思い浮かべると面白すぎて、思わず笑いが噴きだした。でも、笑ったらかわいそうなので頑張って笑うのを堪える。


エド&アル「くくくはははくくっ・・・・」
リン「普通驚くところでは?」
笑いをこらえているエドとアルにリンが今一番聞きたいことを聞いた。
アル「ああ、ごめんー。意外だったから。」
エド「こんな、行き倒れて人に飯をたかるような奴が皇子様だなんて
『ピシュン』ん?」
エド&アル「ウエェェェェェ?!!」
笑いながら答えるエドとアルの前に、一本のクナイが突き刺さった。そして、クナイが飛んできたほうを見てみると・・・
ランファン「・・・リン様の悪口、許さない・・・・」
物すっごい顔でランファンがこっちを睨んでいた。そんな、ランファンにエドが、
エド「居たのかよ・・・。」
と突っ込む。レンリは、まだガーフィールに絡まれている。