二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.26 )
日時: 2011/11/18 16:57
名前: 雪姫 (ID: FQaXdAFn)

18


レンリについて行くと、「スピルメイズにようこそ」と看板が下げられた場所に着いた。
リフル「えっ?スピルメイズって何?それに、ようこそって・・・。」
リフルが首をかしげていると、レンリが
レンリ「リフルっち、なにやってんの?早く受け付けに行こうよ〜。」
リフル「受付?」
レンリが歩いているほうを見ると、受付と書かれた看板が出ている場所に白いひげを生やしたおじいさんがいた。(だれ—。あのおじいさんー。)

レンリ「仙人、子ども二人なんですが・・・。」
リフル「えっ?そのひと、仙人なの?それに、私はおt・・・」
仙人「ふたりで、3000万センズ。」
リフル「3000万センズ?!高すぎだよ!そんな、お金ないよ!」
レンリ「じゃはい、30センズ。」
リフル「レンリ、仙人さんが言ったのは3000万センズじゃあ?」
仙人「はい、ちょうど。」
リフル「いや、全然ちょうどじゃないよねっ!」
仙人「3が、ついてるからいい。」
リフル「3が、ついてたらいいの?!」
レンリ「リフルっち、早く行くよ〜。」
リフル「えっ?あっうん・・・。」
リフルは何が何だかわからないまま、スピルメイズへと入って行った。

リフル「ねぇ、レンリ。スピルメイズってなに?それにさっきのおじいさんは・・・・。」
リフルはレンリに聞いてみた。
レンリ「スピルメイズは、人の心が形となったもので、人の心が創りだす思念の迷宮だよ。で、その奥にスピル—ンがあるんだよ。さっきのクソじじいがだれか知らない。」
リフル「へ〜、あれ?」
リフルはレンリの言葉に違和感を感じた。そしてすぐに、それが何だか分かった。
リフル「えっえー!!あのおじいさん、知らないって。じゃあ勝手に仙人って呼んでたの?!」
レンリ「うん、仙人ぽかったし♪」
レンリは、ニコニコしながら言った。(だったら、あのおじいさん誰なんだろ〜?それになんで、シレーナちゃんの心中にいるんだろ〜?)リフルの中に大きな疑問が残ったが、それが解決することはたぶんないだろう・・・・・・。


しばらくスピルメイズを歩いていると、問題と書かれた看板と大きな扉が現われた。
リフル「なにこれ?」
不思議そうな顔をするリフルにレンリは
レンリ「えっと、このクロスワードパズルを完成させたら扉が開く設定じゃない?」
看板にぶら下がっていたクロスワードパズルを手に取り、レンリはそう言った。(なんで、クロスワードパズルがあるの?!)とリフルは疑問に思ったが、ここは我慢してレンリのペースに合わせることにした。

レンリ「それじゃあまず縦の1、クリスマスイブの夜、枕もとにプレゼント運んでくれるのはだ〜れ?」
リフル「簡単♪サンタクロースでしょ?」
レンリ「不法侵入者だね。」
リフル「ふっ、不法侵入者?!」
レンリ「だって、そうでしょ?子供に夢を与えるというたてまえが無かったら、ただのロリコンジジじゃん。そうゆう奴には、パトカーというそりに乗って警察という場所に行ってもらはないと♪」
リフル「あっ、ははは・・・。」
(レンリって、以外と夢ないな・・・。凄い現実的・・・。)
レンリ「次は横の1、秋の風物詩といえば運動会、紅葉狩りもう一つは?」
リフル「えっ?え〜と、なんだろう?松茸狩り?クリ拾い?読書の秋??」
レンリ「秋の女子プロレス大会だね♪」
リフル「えっ、なにそれ?楽しいの?」
レンリ「楽しいよ。醜い女どもが、醜い顔をしながら殴り合うの。今度リフルっちにも見せてあげるよ♪」
リフル「あっ、ありがとう・・・。」
(レンリも確か、女の子だよね・・・?)
レンリ「縦の2、世の中に悪い人はいないという意味、渡る世間に・・・」
リフル「あっ!それわかる!鬼ばk」
レンリ「鬼しかねーコンチキショウー。」
リフル「なにそれ?!絶対、鬼ばかりだよね!!」
レンリ「なにそれ?そんなの聞いたことないよ。」
リフル「はぁ〜、早く帰りたい〜。」
リフルはレンリとコンビになった事に、今さらだがすごく後悔した。レンリワールドはずっと続いた。よくわからないが、ほとんどの答えがムーさんと猫ヒゲさんだった。そして、やっと最後の問題。

レンリ「じゃあ最後の問題、大みそかの夜に百八つたたく鐘を何の鐘という?」
リフル「それも、ムーさんとか猫ヒゲさんでしょ。」
レンリ「は?あははは♪バカだなぁ〜リフルっち♪除夜の鐘にきまってるでしょ♪ムーさん108回もたたいたら死んじゃうよ♪」
リフル「チッ。」
クロスワードパズルを埋めると、扉が開いた!
レンリ「さぁ、先に行こう♪」
リフル「何でこのコンビで、行かなきゃならないんだろ〜(T_T)」
レンリとリフルは扉に中へと入って行った。