二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.27 )
日時: 2011/11/18 16:59
名前: 雪姫 (ID: FQaXdAFn)

19


またしばらく、スピルメイズを歩いているとまた大きな扉が出てきた。だが今度は、扉と問題だけでなく・・・・・・
リフル「ウィンリィ、アル!」
そう、ウィンリィとアルもここで問題を解いていた。
ウィンリィ「レンリ、リフルさん!」
アル「ふたりとも無事だったんだね!!」
リフルは二人に泣きながら駆け寄る。(よかった〜。これでレンリから解放される〜(T_T))
レンリ「ぶ〜。あんなに泣かなくてもいいのに〜。」
レンリは、誰にも分からないようにはぶてていた。

リフル「エド達は?」
エドとブルースがいないことをウィンリィとアルに聞いた。
アル「それが、僕たちにもわからないんだ。どこにいるんだろ、兄さん達・・・・・・。」
心配そうな顔をして、アルは言った。レンリは、マイペースに
レンリ「今度はマッチ棒の問題かぁ〜。」
と、一人で次の問題を見ていた。次の問題は、「マッチ棒で数字の8が作ってありそれに一本加えて、長方形にせよ」という問題だった。
ウィンリィ「これに一本加えるって、どういうことだろう?」
みんなで、頭をフル回転させながら考えていると、どっかで聞いた事のある声が聞こえてきた。

???「あの〜・・・。」
リフル「ん?・・・・・・うわっ!!」
振り返るとそこには、受付にいた仙人がなぜかいた。(なんで、おじいさんがここにいるのー?)
レンリ「あれ?仙人どうしたの?」
レンリは、普通に仙人に話しかける。ウィンリィとアルは、ドン引きで固まっている。
仙人「その答えは・・・・・。」
仙人は、そお言うと8の真ん中にある、マッチ棒を口で加えてた。そおすると、なぜか扉が開いた!!
レンリ仙人以外全「え〜、そんな解き方でいいの〜?!」
とみんなびっくりした。仙人は、まだ用事があるようで

仙人「5億センズ・・・くれ・・・。」
と、言ってきた。
リフル「えっ?お金取るの?!しかも、入る時よりも高いし!!」
リフルが、あっけにとられてる間レンリはリフルのサイフから、5000センズ取って。
レンリ「はい、仙人。5000センズ。」
仙人に渡した。
リフル「いやだから、仙人が言ったのは5億センズじゃあ・・・・・・。」
リフルはそお言いかけたが、レンリが持っているサイフが自分のサイフだと気づき

リフル「って、それ私のサイフじゃん!!いつのまに?!」
リフルは、レンリからサイフを奪い介した。レンリは小声で「ケチッ」と言った。(ケチッ。じゃないよ・・・まったく・・・。油断も隙もありゃしない・・・。)
リフル「あっ、お金!おじいさん、お金!」
と言った時にはもう仙人はいなかった。(5000センズ、持ってかれた〜(T_T))
アル&ウィンリィ「ドンマイ・・・・・。」
アルとウィンリィは、リフルにこれしか言えなかった・・・。

リフル「お金が〜・・・私の旅資金が〜(T_T)」
リフルはものすごくお金が取られたことを悲しんでいた。
レンリ「まぁまぁ、そんなに泣かないでお金なんてまた入るよ。」
レンリはいつもながらのマイペースぶりで言う。
アル「えっと・・・そろそろ、先に行こうか?」
空気を呼んで、アルが先に進むことを勧めた。リフル達もそれに賛成し、スピルメイズの奥へと入って行った・・・。どんどん、奥へ奥へ入って行くと少女の歌声が聞こえてきた。
???「フゥーミシカー ヴィナ サーミシル—ヤ フゥーミシカー・・・・・・」
歌声は奥へ進めば進むほど大きくなる。まさか?!いや、そんなわけが・・・あるわけない?!でも、もしかして・・・レンリの脳裏にいやな予感がした。

〜1時間後〜
結構歩き続けると、すべてが結晶化した空間にたどり着いた。リフル達がたどり着くと同時に、エドとブルースも到着した。
レンリ「ブルース!」
ウィンリィ「エド!!」
皆エドとブルースのもとに駆け寄った。
エド「お前ら、無事だったんだな!」
ウィンリィ「無事だったんだな。じゃないわよ!みんな心配してたのよ!!」
ウィンリィはエドの体をたたきながら言う。
アル「そうだよ!兄さん!」
エド「心配掛けて、悪かったな・・・。」
エドは、みんなに心配をかけたことを詫びた。
リフル「ううん、べつにいいよ。みんな無事だったんだしねぇ、レンリ!ん?レンリ?」
レンリは、歌声が一番よく聞こえてくる、大きな花の結晶がある方向を見ていた。しかも、真剣な表情で。

レンリ「あそこにスピル—ンが・・・。」
独り言っぽくレンリは言った。(スピル—ン?確かシレーナちゃんのすべての感情が集まっている場所だよね・・・。あの、大きな花の所にあるのかな・・・?)
レンリ「さぁ、みんな揃ったしあとはあそこにいるボスを倒してシレちゃんの心の傷をいやすだけだよ!!」
レンリはさっきとうって変わって、明るく元気に言った。
エド「ああ、そうだな。シレーナをデスピル病から救うぞー!!」
全「おおー!!」
皆でまた、一気団結した。(シレーナちゃん、待っててね。私たちがきっとあなたの病気という苦しみから、開放してあげるからね。)

だが、スピールのそばにいるのはレンリにとってとても大切な人がいるということは、まだ誰も知る者はいなかった。リフル達は、デスピル病の真実の傍らを見ることになるだろう。それを知った時、リフル達は何を思い、何を感じるのだろう。