二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.48 )
- 日時: 2011/11/21 14:23
- 名前: 雪姫 (ID: FQaXdAFn)
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店に入ってみると、そこには本屋なのに本が一冊もなかった。だが、そのかわりに何故か猫が沢山いた。猫好きのアルは超満面の笑みで猫達と遊んでいる。
エド「そう言えば、この店には誰もいないのか?」
そう!この店にはエドとアルと他以外に猫しかいない。明らかに、おかしいと思ったエドは人がいないかと辺りを探してみた。だが、誰も見つからない・・・
レンリ「へぇ〜、そうなんだぁ〜。え〜、それはないよぉ〜。」
店の奥の方から、レンリの話声が聞こえてきた。あっちに、誰かいるのか?と思いエドは奥の方へ進む。
進んでいくと、レジの所に一人の青年と黒い猫がいた。青年と・・・あっいや、レンリは、黒い猫と何やら話していた。
レンリ「へぇ〜、そうなんだぁ〜。」
黒猫「ニャニャ。」
レンリ「ふ〜ん、そうなんだぁー。」
そんな光景を見てエドは思わず
エド「何やってんだ、レンリ(=_=)」
と聞いてしまった。レンリはエドを見て
レンリ「なに?ってレオと話して他だけどよ。?ねぇ〜レオー☆」
レオと呼ばれた黒い猫は嬉しそうに
レオ「ニャー♪」
と鳴いた。この状況に、いろいろと突っ込む所が、あるがあえてエドは突っ込まずに、本を呼んでいた青年に話しかけた。
エド「あんたが、この店の店長?」
青年は本から顔を上げずに
青年「そうだが?」
と言った。
エド「マルコーっていう人がここに本を、おいてったはずなんだけど知らない?」
エドは下から聞いてみるが青年は無視!普通に、本を読んでいる。そして何故か当たり前のようにレンリが話しだした。
レンリ「このつは、リオン・ワディア。この店の店長だよ。」
と言いだした。エドは何でレンリがそんなことを知っているんだと言いたそうな感じの顔をした。そして、リオンがやっと目線を本から放した。
リオン「マルコーなんて奴、知らないぜ。場所、間違えているんじゃないのか?」
と言ってまた本を見始めた。
エド「そんなはずは無い!ここに、おいてったはずだ!」
力を込めて言うエドだったが、またも無視されてしまう。
レンリ「エド、あとは私に任せて外で待ってなよ。みんなで。」
突然レンリがこんなことを言い始めた。熱でもあるんじゃないかと、思ったがこのまま話しても時間の無駄だと、判断したエドはレンリに任せることにした。不安は大きくあるが・・・。エドはレンリと監視役のブルースを置いて他のみんなと店の外に出て行った。
そして、本屋に残されたレンリとブルースとリオンとレオ。
この奇妙な組み合わせで、一体どんな会話をするのだろう・・・?
凄く、ワクワク、ドキドキな展開だぁ^^