二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.56 )
- 日時: 2011/11/21 16:23
- 名前: 雪姫 (ID: FQaXdAFn)
37
薄暗くて超臭い地下通路を通って数時間後、奇跡的に第五研究所と書かれた大きな門の前に来ることが出来た。
レンリ「スゲェェェェェ!!絶対、ゴールには来れないと思ってたけどキタァァァァァァ第五研究所!!」
超奇跡なのでレンリはアルトが居ることを忘れ、思わず大はしゃぎ♪アルトはその光景をポケ〜と見ている。
レンリ「ヤッター、ヤッター、ヤッターマ……あ///」
あ、本当にやった(=_=) 大はしゃぎであのアニメのポーズをやろうとして最後の決めポーズ!!と行ったところでアルトがポケ〜とした表情でこっちを見ているのに気づく。
レンリ「あっ、おっほん。それでは、アルト君。この研究所に入ろうかね。」
さっきまでのことを無かったことにしようと、いきなり研究所の所長っぽく話し出すレンリ。100%アウトだと思うのは私だけなのだろうか……(=_=)
アルト「ねぇ、お姉ちゃん。これ、なんて読むの?」
気を使ってくれたのか、アルトが近くに落ちていた「関係者以外立ち入り禁止」と書かれた板を指差して言った。でも、レンリはこの国の文字がいまいち分かっていない。まぁ、分かっていても素直に教えるわけないか。いつものように、
レンリ「ん〜?それはねぇ〜「この先、美少女と美女以外入っちゃダメ!」って書いてあるんだよ♪」
アルト「へぇ〜、そうなんだぁ。お姉ちゃんは物知りだね♪」
レンリ「まぁ〜ねぇ〜」
なんか、ムカつく態度でレンリは言う。・・・アルトにはこんな大人になってほしくないと、心から願う・・・。
『ガチャガチャ』
レンリ「あれ?開かない??」
くだらない話をしている間に、第五研究所の玄関についた。今は使われていない研究所なので当然、カギがかかっている。それなのに、レンリは無理矢理でも開けようとする。
アルト「中に入れないの?」
心配そうな顔をしてアルトが言う。レンリも額に汗をかきながらも、
レンリ「大丈夫、大丈夫♪“これ”を使えば一発で開くから♪」
アルト「?」
“これ”とは・・・・・・?
レンリ「よしっ!セット完了♪・・・・・・逃げろォ〜^^」
アルトの手を引いて、遠くの方まで離れるレンリ。一体、なにが起きるのかと待っていると・・・・
『チ・チ・チ・チ・チッチキチィ〜・・・おったまげぇ〜ドッカーーーーーーーーーーンーーーーーーーーーキレて無いっすよ?・・・ガクッ』
レンリ「よしっ!成功♪さぁ、行くぞジョセフィーヌ♪」
アルト「ううっ、耳がぁ〜(?0?)」
——そんなこんなで、レンリ達はどうどうと玄関を爆破して第五研究所の中へとはいって行った——