PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜オリジナルアイデア募集 ( No.104 )
- 日時: 2012/08/21 10:28
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
27話 花魁少女
平「おお、それ名案じゃん!!」
永「君菊さん話聞いたろ!?ちょいと頼むぜっ!!」
雪「えーーーーーーっ!!?」
永倉と藤堂の押しで話が一方的に進んでしまう。
土「おい、お前らなぁ…!」
さすがに土方が制止をかけるが
君「よろしゅおす。万事心得てますえ。」
土「あ、あぁ?」
君菊が笑顔で止めた。土方が呆然としている間に、千鶴の方へ
するすると寄っていく。
君「千鶴はんでしたなぁ?一人が嫌やったら、こちらの美青年の方と
一緒でどうどす?」
雪「美青年…千幸さんと?」
水「ま、僕は構いませんが?」
にこっと笑う千幸はやる気があるのかないのか。
千鶴はまだ少し躊躇っていたが、千幸が一緒ならと
了承し、二人とも女装することになった。
……数分後。
君「お二人とも、よくお似合いどす。」
水「女物なんて久しぶりだな…。」
雪「は、恥ずかしいです…///」
君菊が声をかけながら襖をあける。
二人が入った途端、広間が静まり返った。
平「………」
永「千鶴と千幸…だよ、な?」
沖「へ、随分化けたね。」
幹部達の反応は様々だが、平助の酒がどんどん零れて
いくのがかなり勿体無い。
水「平助…酒。」
平「へ?…うわぁっ!?」
雪「や、やっぱり恥ずかしいですっ…!」
しばらく艶姿をみてから、結局薫と似ているのか
似ていないのか分からないまま、千鶴は袴に戻った。
千幸は面白いからとまだ艶姿でいるらしい。
空気が酒臭くなってきたので、千鶴は息抜きに
部屋を出た。
雪「あ……」
そこには、土方がいた。
PR