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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜参照600超感謝! ( No.55 )
- 日時: 2012/03/11 11:13
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
14話 忙しき日 2
千幸と千鶴は広間に向かって走っていた。二人は先日、お互いに
自分の事情を話せる範囲で打ち明けていたので、千幸は千鶴が
松本良順に会いたい理由も分かっている。
雪「わわっ!!」
水「あはは、これは伊東さんに同情するかなぁ…。」
広間の様子を見て、二人は立ち止まってしまった。
広間は、上半身裸の隊士でひしめき合っていた。
これでは、先生に話を聞くなんてできない。
水「しょうがないね、後にしよう。」
雪「そうですね。」
二人は今来た道を、ゆっくりと戻って行った。
近「今日の午後を、大掃除と致す!!」
近藤の朗々とした声が響き渡る。
隊士「えええぇぇぇえぇぇえ!!!」
それに続く隊士の不満。『局長命令』のもと、新選組
での大掃除が始まった。
しかし、普段あまり掃除をしない平隊士たちの手順は
想像以上に悪かった。それに比べ、いつも屯所内を
掃除している千鶴や千幸はスムーズに進め、色々な
所を走り回り、掃除を手伝った。
三刻ほどたち、ようやく大掃除も終わりを告げた。
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