二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

第1章 王族の姫からの頼み事とは ( No.8 )
日時: 2011/12/10 07:20
名前: おかゆ (ID: GlcCI1C/)

12月22日、午後2時。


街はクリスマスと初雪に包まれた。

広場には巨大なクリスマスツリーが飾られ、店はイルミネーションまみれ。
道でティッシュ配ってるバイトの連中もサンタクロースの服を着ている。


そんな中、街から離れた雪の積もる森に、一軒の小屋があった。

黒い屋根の小屋で、屋根裏部屋がある癖に、とても狭そうな部屋。


その中に、1人の少女が居た。

肩までの茶色の髪に、同色の目、身長は168㎝の少女ーーーー前谷真希は、部屋でミルクも砂糖も入っていないホットブラックコーヒーを口に含む。

彼女はコタツ代わりにベットで上半身のみを起こし、カップを近く本棚の上に置く。

真「(ったく・・・冬になると寒いわ獲物は冬眠するわ雪は振るわ・・・こりゃ新しく手に入れたサブマシンガンも意味なさそうだぜ)」

彼女は直ぐ近くの窓へと目を向ける。
森は白銀に輝き、森の緑が殆ど見当たらない。

真「(あー速く冬終わんねェかな・・・)」


すると木製の扉が、コンコンと鳴る。


真「(今度は何だよ・・・)」


赤頭巾真希はベッドから出て、玄関へと向かった。
彼女は扉を開け、


真「ハイハイ何だよ、セールスだったら腹蹴るからな」

?「・・・・?セールスって何?」


ドアの向こうには、金髪の少女だった。
雰囲気からしてこの森の住人では無い。

真「・・・どちら様だ?」

?「あ、そうそう!名前言い忘れてた!」


金髪の少女は、雪の中でもにっこりとした表情で言った。



?「私の名前はティアラ=クラリス!第壱聖堂区の姫だよ!」




うわ、なんという糞文だ。言葉にできない・・・

姫佳・・・マジでスマンorz