二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 薄桜鬼〜新選組の涙〜 ( No.46 )
日時: 2012/02/16 06:42
名前: カノン (ID: L0v6OTPI)


第一話「桜散る」



千鶴「おはようございま〜す。」

屯所に千鶴の声が響く。

斉藤「おはよう。」

千鶴「今日の当番、斉藤さんなんですか?」

台所に向かった千鶴は斉藤さんに問う。

斉藤「総司もいるが・・・・・おきてこない。」

千鶴「起こしてきましょうか?」

千鶴がそう言ったとたん、台所の戸が開く。

沖田「おはよ、千鶴ちゃん。一君もおはよう。」

千鶴「沖田さん、おはようございます。」

斉藤「おはよう。総司、そこの味噌汁に味付けをしておいてくれ。」

沖田「ん?うん・・・・・」

沖田さんは眠い目をこすりながら味噌汁の味付けに取り掛かった。
やけに多く入れている。よく見るとそれは・・・・・・・
しょうゆだった。

千鶴「沖田さん?入れすぎでは・・・・・・?それに、それはしょうゆですよ」

沖田「あ・・・・ほんとだ・・・・まあ、大丈夫なんじゃない?ほら、
   味噌汁もできたし、食べよう。」

全員「いただきます。」

まず、土方さんが味噌汁を手に取った。
一口飲むと、顔をゆがめる。

土方「この味噌汁・・・・・・作ったやつ誰だ?」

沖田「味付けは僕ですよ。どうかしましたか?」

そういいながら沖田さんも味噌汁を一口飲む。
ブッッッッッ!!!

沖田「なにこの味・・・・」

土方「おまえ、なんか入れたか?」

沖田「何って・・・・しょうゆですよ?」

土方「それがいけないんだよ!味噌汁にしょうゆは入れ・・・ん?」

土方さんが怒鳴りだしたとたん、外で荒い息遣いが聞こえてきた。
ザッザッザッザッ

?「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・」

土方「何だ・・・・・?」

そういいながら部屋を出て行く。
みんなも続いて出て行く。
ドサッ
・・・・倒れたみたいだ。
みんなは走って見に行く。

そこにいたのは・・・・・・・・・・