二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: セブンズコード!【犬夜叉】 ( No.9 )
- 日時: 2011/12/19 19:58
- 名前: 夏雲あざみ ◆iYEpEVPG4g (ID: WPJCncTm)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
05 カルチャーショック
「えーとつまりまあそーいう感じです。」
「適当に言うなよ。ワケ分からん。」
「だってほんの1日ちょっとぐらいの事だよ?私だってワケ分からん。」
「いやだってどう考えても帰れそうに無いだろ。井戸は多分無理。お前なんて言うか全然妖怪とか四魂の玉だとかやけに色々知ってるけど直接関係無いし。接点無い。」
「マジで?ちょっと困るんですけど。」
「どっちかって言うとてめーの事なんて知ったっこっちゃ無い。勝手にしとけ。」
「わー酷い凛ちゃんかなしーい。でもさ、私1人だと凍死するとか妖怪とかに襲われるとか空腹でのたれ死ぬなんてのの可能性が大いにあるんだ。ぶっちゃけ道分からんし3日以内に死にそう。」
「現実的に行くとそうなる。」
「ってゆーかかごめちゃん何処行ったあ!かーごーめーちゃああああん!」
「開き直るな!かごめはさっき寝るとかなんとか言ってたぞ。」
緊張しまくりビビりまくりの初対面の後は完全に溶け込んでいた。
しかしかごめちゃん、や、眠いのは分かるよ。何でこんなよく知らない馬鹿っぽい奴の付き添いをずっとしてやらなきゃならん?っていうのもまあ分かる。・・・・・・ちょっと悲しい。
雑談をしていると入り口の隙間から薄い光が差し込んでいるのに気付いた。
1番最初会ったのがが多分1時過ぎぐらい。ちなみに体内時計で眠くなるのが12時。
そんでテンション上がってきて喋りまくった後に犬夜叉がどっか行っちゃって。勝ち逃げとは卑怯なあ!という確実に去り際の悪役の台詞を叫んだ気がする。
それからうつろうつろとし始めて。寝ようと思ったんだけど布団無いし寒いし火消えちゃうかもだしだから懸命に起きてた。
多分この時点で4時くらいかな。本気で眠くて死ぬかと思った。
帰ってきてまた口論の続きをしてまあ色々。
結局約5時間もくっちゃべってた事になる。友達と電話で3時間ほど話しててそれを5日連続ぶっ続けにやった時みたいな感じだ。電話料金票見たときの親の顔といったら。思い出しただけで笑ってしまう。
まあその後こっぴどく叱られた。家の電話が使用禁止になってしまった。
ついでに私が電話を1ヶ月禁止されていた時の料金だが、5分の1程に金額が減っていたらしい。
ふと自分の汚れた制服が目に付く。早めに洗わないと泥が取れそうに無い。
それに、髪も洗いたい。
「ねえ、この辺に温泉とかある?」
「温泉ーはねえな。まあ川と泉だったらある。」
「・・・・・・そっかあ。いやはや現代の便利さが身にしみる。」
原作にあったように水浴びの運命か。
んーかごめちゃんが起きたら案内して貰おう。