二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブンGO〜なくしたくない物〜 コメントください! ( No.312 )
日時: 2012/02/12 20:26
名前: 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc (ID: z52uP7fi)

40.写真



今、完全なる修羅場だ……。
現状としては……

1.天馬がく然
2.剣城コワす
3.みんなびっくり

って、これだけじゃ分かんないよな。
さっき、剣城が天馬に言ったんだよ。おまえは本気のプレイをしてない。やる気がないならフィールドから出ていけ的なことを。と、いうわけで重苦しい空気=修羅場になったわけ。
……この重い空気、いやだなぁ。はやく鬼道監督、なんとかしてよぉ〜(←人任せかよ)

(ユエの頼みこみだったため、着がえる更衣室(?)へ移動)

監「倉間を下げて、影山を入れる。」
  「えぇっ、なんで……?」
監「あの砂は、思った以上に体力を消耗する。」

いや、どこが? みんな手こずりすぎだろうが。

監「相手もそれは同じだ。だから、まだ出ていない影山で積極的に攻めていこうと考えている。」(←セリフ違ってすいません)
  「は、はあ……。」
倉「頑張れよ、影山。」
輝「はっ、はいっ。」

輝は、半分かたまった顔で返事をする。輝、リラックス、リラックス。
に、しても……

ユ(天馬の奴だな、問題は……。)

俺、剣城、鬼道監督は、肩を落としている天馬を、じっと見つめた。

    (輝視線)

  「いけない、いけない。忘れ物しちゃった。」

俺(もちろん輝だよ)は、更衣室に戻った。ユエのロッカーと俺のロッカーはとなり同士にしてる。
ロッカーのとびらを開けて、すぐに物を取ると、バタンと扉を閉めた、そのとき。

バタンッ、バサバサバサーッ

左側の方で、スゴイ音がした。
見てみると……ロッカーが開いて、色々なものが飛び出していた。……ユエ、いったいなにをつっこんだら、こんだけの力で閉じているのに、ものがあふれ出てくるの? まあいいけど。
すぐにあふれ出た物を取って、ロッカーに押し戻す。ちょ、ユエ、これどんな力で入れたの!?;; とてもじゃないけど、押し込めない……!

バサッ

足元に、なにか白い、でも少しよごれたノートが落ちた。

  「? なんだろ、日記?」

人の物を見るのは、ちょっと気が引けるのだけど、パラパラーッと見て行った。そ、そんなにじっくり見ると、ユ、ユエのホトトギスにさわるといけないと思ったからね!!////

  「あれ?」

俺は、ある1ページが気になって、ピタリと手を止めた。そこには、1枚の写真があった。ふたりの男の子と女の子。あと、うしろに髪を団子結びにしたキリッとした女の人と、ガッチリした頼りがいのありそうな男の人がいる。
ただ、男の子と女の子に、少し見覚えがある。

  「これ……?」

愛くるしい瞳、腰までの長い髪。
この子、どっかで……?

ユ「ひぃーかるぅーっ!」
  「わあっ、ユ、ユエ?」
ユ「もうすぐ試合始まるぞ! はやくこーい!」
  「う、うん!」

俺はあわてて、ものを全部ロッカーに押し込み、無理矢理バタン! と閉めた。
にしても、あの男の子と女の子。もう1度見てみたけど、あれは……





















































































































































































































俺とユエに、似ている気がした。